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パイオニアは3月2日、ホームAV事業、電話機事業およびヘッドフォン関連事業のオンキヨーへの譲渡が完了したと発表した。両社のブランドは今後も維持する。
事業譲渡により、両社のホームAV事業はオンキヨーが100%の株式を持つ「オンキヨー&パイオニア株式会社」に継承される。代表には現オンキヨー代表取締役副社長兼COOの中野宏氏が就任。これに伴い、販売を手がけるオンキヨーマーケティングジャパンも「オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社」に名称を改める。
昨年来、パイオニアとオンキヨーは事業統合について協議を重ねてきたが、オンキヨーは2月13日に行われた取締役決議において、パイオニアの100%子会社であるパイオニアホームエレクトロニクス(PHE)の全株式を取得・子会社化すること、およびパイオニアグループの一部海外子会社が展開していた海外向けホームAV事業およびヘッドフォン関連事業を取得することを決定していた。また、オンキヨーはパイオニアを引受先とする1083万5900株の第三者割当増資を実施。これによりパイオニアは、議決権ベースで14.95%を保有するオンキヨーの主要株主となった。
また同日、パイオニアは投資ファンド運用会社のコールバーグ・グラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー(以下、KKR)との間でDJ機器の開発・販売を手がける「Pioneer DJ」の株式取得手続きを完了したことも明らかにした。一連の取引を通じてKKRはPioneer DJの持ち株会社であるPDJホールディングスの発行済み株式の85.05%を保有することになった(パイオニアは14.95%)。Pioneer DJは、KKRの支援のもとで独立会社として成長を目指すという。