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兵庫県洲本市で男女5人が刺されて死亡した事件で、無職平野達彦容疑者(40)=殺人容疑で送検=が襲ったとみられる民家2軒のうち、1軒は無施錠だったことが12日、捜査関係者への取材で分かった。この民家の夫婦の遺体が寝室で見つかっており、県警は無施錠だったため、平野容疑者が家人に気付かれずに寝室まで侵入できた可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、遺体で見つかったのは平野毅(たけし)さん(82)と妻恒子さん(79)。9日午前8時ごろ、捜索中の警察官が母屋と離れの寝室で倒れていた2人を見つけた。ともに寝間着姿で、死後数時間で現れるとされる硬直が始まっていた。毅さん宅の玄関や窓などに無理やり侵入した形跡はなかったという。
事件は同日午前7時15分ごろ、死亡した平野浩之さん(62)の110番で発覚。平野容疑者は浩之さん宅を襲った後、血の付いた衣服のまま現場付近の路上にいるところを見つかり、逮捕された。県警は浩之さん宅に侵入した経緯についても調べる。
一方、県警は平野容疑者の自宅を家宅捜索し、パソコン2台と携帯電話を押収。平野容疑者はインターネット上で被害者らを中傷する書き込みをしており、履歴などを調べる。