社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
新潟県長岡市脇野町の市立脇野町小学校(星野和人校長)で、1年生45人が飼育してきたアルパカ2頭の「卒業式」が開かれた。児童らは一緒に思い出を作ったアルパカに、手作りの卒業証書やメダルなどをプレゼント。手を振って別れを惜しんだ。
【長岡・脇野町小でアルパカが入学式 2頭「お友達に」】
「卒業」したのは「官兵衛」と「オカダ」(いずれも雄)。児童に生命の大切さを知ってもらおうと、同校が昨年9月に栃木県那須町の那須ビッグファームから貸与を受けた。児童らは毎日、餌やりや排せつ物の掃除などの世話を続け、地元の祭りにも参加。学校生活を共にしてきた。
式では、児童らが「いつまでも忘れないよ」と別れの言葉を述べた。紙で作ったメダルの贈呈では、アルパカが食いちぎるハプニングも。式後はアルパカを乗せたトラックを全員で見送った。
同ファームの熱田晴一アルパカ牧場長は「官兵衛もオカダも幸せ者。この学校で築いた絆を大切にしたい」と感謝した。鈴木日和(ひより)ちゃん(7)は「最初は怖かったけど、慣れると優しい動物。いつまでも元気でいてほしい」と話した。【湯浅聖一】