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MAGES.が3月1日に秋葉原で開催した「5pb.祭り2015」。本稿では、『ミステリートF ~探偵たちのカーテンコール~』ステージイベントの模様を紹介します。
本作は、故・菅野ひろゆき氏が制作したミステリーアドベンチャー『ミステリート』シリーズの完結編として開発が進められているタイトル。1作目に当たる『ミステリート~八十神かおるの挑戦!~』の移植版と、その続編となる『ミステリート2~フェアウェル・エンカウンター~』の2本が収録されることが明かされています。
今回のステージイベントには、本作のプロデューサーを務める浅田誠氏、八十神かおる役の緒方恵美さん、東西役の川田神司さんの3名が登壇。収録時のエピソードや、キャラクター、そして作品への思いが語られました。
◆なぜ今『ミステリート』を作るのか
最初の話題として挙がったのは、そもそもなぜ『ミステリート』の新作を作ることになったのか。『ミステリート2』のシナリオは、2011年に逝去した菅野氏がプロットを残されており、これを浅田氏が引き継いだ形で、制作されています。そこには大きなプレッシャーもあったと思いますが、当の浅田氏によると、MAGES.に入社して最初に提案された仕事が『ミステリート2』の制作だったとのこと。当時は、「自分がやるしかない」という使命感に駆られ、引き受けたといいます。
ボイスの収録に関しては、緒方さんは前作の移植版も録り直しているとのこと。そのボリュームは膨大で、緒方さん1人で4万ワードにものぼると話していました。一般的なノベルゲームでは全キャラクターを通して2万ワード程度だというので、その圧倒的なボリュームがよく分かります。浅田氏も「ギネスブックに申請しようかと思います」と冗談交じりに話していました。
緒方さんによると、現在は『ミステリート2』の収録に入った段階とのことで、菅野氏の気持ちをゲーム内に残すため、日々協議をしながら作り続けているそうです。そして浅田氏も「緒方さんは前作から出演しているので、細かい違いにも気付いてくれる。そのおかげで修正も細かくチェックできています」と感謝の言葉を口にしていました。
対して川田さんが演じる東西ですが、前作はそのままのボイスが使用されるそうで、収録は『ミステリート2』だけ。そのため、収録も次回で終了するといいます。川田さんは前作にあった八十神かおると東西の会話による駆け引きを気に入っていたそうで、今回もその魅力を入れていきたいと話していました。…