社会そのほか速
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3月11日(水)の0時から23時59分まで、「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1人につき10円が寄付されるチャリティー企画「Search for 3.11」が開催される。本企画は昨年に続き2回目。
ヤフーは、3月11日(水)の0時から23時59分まで、「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1人につき10円を同社がユーザーに代わり寄付するチャリティー企画「Search for 3.11」を実施する(検索者数はユニークブラウザ数で算出)。昨年は250万人が参加し、寄付金額は約2,500万円にのぼった。
また本企画の寄付先は、「東日本大震災復興支援財団 福島こども力プロジェクト」「助けあいジャパン」「株式会社小高ワーカーズベース」「一般社団法人 ISHINOMAKI 2.0」「東の食の会」「桜ライン311」の6団体を予定している。あわせて、約4年間の東日本大震災に関する検索データを可視化し、検索において人々がどのように震災について調べてきたのかを振り返るムービーやビジュアライザーを特設サイトで公開する。

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は3月3日、コアネットインタナショナル株式会社(CNI)と協業したと発表した。この協業により、CNIはウォッチガードのUTM(統合脅威管理)/NGFW(次世代ファイアウォール)製品を活用した新たなネットワークセキュリティソリューション「入口・出口対策ソリューション」の販売を開始した。ウォッチガード製品のAPTBlocker(フルシステムエミュレーションのサンドボックス機能)、高いスループット、WatchGuard Dimension(セキュリティの可視化)が評価されたという。
CNIでは、24時間365日の運用・監視ノウハウテクノロジと、新データセンター「コアクラウドセンター」のファシリティを融合し、新たなクラウドサービスの提供を開始している。同ソリューションは、クラウドサービスのオプションとして提供する。これにより利用者は、高度な標的型攻撃(APT)対策が施されたクラウドサービスを安価な月額費用で利用できる。CNIでは、コアグループで長年培ったエンドポイントのネットワークセキュリティの仕組みとともに全方位のセキュリティソリューションを提供するとしている。
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日商エレクトロニクス株式会社(日商エレ)のグループ会社であるエヌシーアイ株式会社は3月4日、月額料金による不正・異常検知サービス「Managed Cyber Gate」を5月より提供開始すると発表した。同サービスは、本格的なSIEMを中核に据え、セキュリティ専門のエンジニアによる情報収集なども行いながら、「標的型攻撃対策」「内部情報漏えい対策」に重点を置いた月額料金による不正・異常検知サービス。標的型攻撃対策の初期費用は70万円から、月額費用は30万円から。内部情報漏えい対策は初期費用が80万円から、月額費用は40万円から。
サーバログや各種セキュリティデバイスの不正検知と異常検知を自動的に行い、相関分析をすることによってゼロデイ攻撃(未知の攻撃手法)や内部不正を検知するサービスとなっており、企業ネットワーク上にログ収集サーバを設置することでサービスを開始できるため、自社でSOCを立ち上げる場合に比べて短期間・低コストでの導入が可能となる。エヌシーアイでは、SOC機能を準大手・中堅企業でも利用できるようにし、既知の攻撃を防ぎ、未知の攻撃脅威への対策として普及させる狙い。
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発達の遅れや肥満、低身長を主な特徴とするCHOPS症候群という新しい先天性の遺伝病を、東京大学分子細胞生物学研究所の泉幸佑(いずみ こうすけ)助教、白髭克彦(しらひげ かつひこ)教授らが発見した。その原因となる遺伝子変異も突き止めた。発症は数万人に1人と推定されるが、頻度はまだ、よくわかっていない。治療法などの開発につながる発見といえる。米フィラデルフィア小児病院のイアン・クランツ教授らとの共同研究で、3月2日付の英科学誌ネイチャージェネティクスのオンライン版で発表した。
図. 今回の研究でわかった転写の制御の仕組み。
プロモーター上に停止しているRNAポリメラーゼにAFF4とコヒーシンが結合する。AFF4によって、RNAポリメラーゼはリン酸化されて(赤色の炎)、活性化され、RNAの合成を始める。RNAポリメラーゼとAFF4、コヒーシンのタンパク質複合体は転写終結点まで共に移動し、RNAを合成し切った後、解離して、AFF4は分解される。(提供:東京大学)
泉幸佑助教は米フィラデルフィア小児病院に勤務していた2013年に、似た症状の遺伝病のコルネリア・デ・ランゲ症候群の子どもの中に、特徴が少し異なる遺伝病を3人の患者で見つけ、症状の頭文字を連ねてCHOPS症候群と名付けた。最新の次世代シークエンサーで解析し、DNAからRNAが作られる転写過程でRNA分子を連結、伸長する反応を活性化するAFF4遺伝子の変異が原因であることを見いだした。
この遺伝子が作り出すタンパク質は、RNAポリメラーゼが転写を開始する際の点火役のような役割をしており、通常はすぐ分解されて細胞内で低い量に保たれている。しかし、CHOPS症候群の患者3人の細胞で見つかった遺伝子の変異で、AFF4タンパク質は分解を逃れ、過剰に蓄積していた。この過剰な蓄積で、RNAポリメラーゼの活性化が引き起こされ、初期発生に重要な遺伝子群の発現が異常に高まっていることがうかがえた。
研究グループは遺伝学、生化学、ゲノム学を総動員して、CHOPS症候群の患者の細胞を解析した。その結果、RNAポリメラーゼの転写伸張反応段階での制御が、ヒトの体の形成、成長、精神運動発達、体重増加の調節に重要な働きを担っている可能性が浮かび上がった。この研究は、「RNAポリメラーゼの点火の適度な調節が重要だ」という分子生物学の新しい視点も提示した。
泉幸佑助教は「生物にとって基本的な転写伸張反応の制御について新しい理解がもたらされ、成長や体重の増加を調節する仕組みの一端が分子レベルでわかった。研究したCHOPS症候群の子どもの患者3人はいずれもフィラデルフィア近郊に住んでいた。先天性異常の発達遅滞をよく解析すれば、この遺伝病がもっと見つかる可能性はある。遺伝病の治療や診断だけでなく、肥満治療薬の開発につながることも期待される」と話している。

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