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米Cypress Semiconductorは3月2日、ノルウェーIDEXとの戦略的パートナーシップによって、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル、その他モバイル機器向けにユーザー認証用の高信頼性指紋リーダーソリューションを発表した。
同ソリューションの核となるCypressの「TrueTouch」指紋リーダーは、独自のセンシング回路とタッチセンサデザインにより、最高クラスの指紋画像品質と正確なパターン照合を実現し、セキュリティの向上と優れたユーザーエクスペリエンスを実現する。
柔軟性の高いソリューションにより、形状やサイズに合わせたカスタムホームボタンを作成するほか、さまざまなデザインのモバイルデバイスやホームボタンにセンサを統合できる。
なお、TrueTouch指紋リーダーはIDEXのIPを利用。Cypressは2014年IDEXとの戦略的パートナーシップを締結しており、これによりIDEXが特許を保有する「SmartFinger」指紋センシングテクノロジを静電容量式タッチセンシングソリューションの広範なポートフォリオに追加できるようになった。
Cypressは、IDEXのIPに加えIDEXの正規センサパートナー企業との協業も可能で、より広範な世界市場に迅速に参入するとしている。
TrueTouch指紋リーダーのブロック図
[東京 4日 ロイター] – 経営再建を迫られているシャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)が新たな資本支援を求めて、主力取引銀行と構造改革をめぐる本格協議を始める。同社は5月の新中期経営計画に向け、液晶テレビや太陽電池などのリストラ策を検討しているが、主力の液晶事業については営業強化という従来路線を崩していない。
しかし、財務立て直しに欠かせない銀行支援がどう決着するかは不透明。生殺与奪の権を握る銀行からは、さらに踏み込んだ対応を求められる可能性もある。
<追加人員削減には否定的>
新中期計画に向けて、シャープが検討している構造改革は、液晶テレビ、太陽電池、電子部品が中心だ。すでに液晶テレビはポーランド工場を売却して欧州市場から撤退しており、メキシコ工場の売却による米国市場の撤退を視野に入れている。
また、太陽電池は、イタリア合弁を解消し、欧州市場から事実上撤退。米国の太陽光発電事業のリカレント・エナジーも売却を決めたばかりで、ほとんどの事業範囲を国内市場に絞り込んだ。太陽電池の拠点は、昨年までに葛城工場(奈良県)の生産を停止したことで、唯一の拠点となった堺工場(大阪府)の売却が検討の対象になり、事実上の「太陽電池生産からの撤退」が浮かぶ。
また、赤字体質の電子部品工場の再編も案の1つ。広島県内には、発光ダイオード(LED)を生産する三原工場(三原市)と、センサーを手掛ける福山工場(福山市)の2カ所に生産拠点がある。福山工場は第1―4工場があるため、一部の閉鎖を含む計5拠点の再編がリストラの候補に浮上している。
2012年に経営危機に陥ったシャープは、同年12月までに5000人の人員削減を実施。同社にとって雇用は創業以来守り続けてきた聖域だったが、62年ぶりのリストラに踏み切った。だが、現段階では「人員の余剰感はない」(高橋興三社長)として、追加の削減には煮え切らない態度も示している。
<銀行の支援判断カギに> 続く…
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富士通は3月4日、組み立て加工製造業向けに製造現場管理システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA ENTERPRISE MES(GLOVIA ENTERPRISE MES)」の販売を同日より開始すると発表した。
同製品は各工場ごとの製造実績情報の収集・管理方法を標準化し共有することで、工場間の実績比較が行え、ノウハウの共有や改善活動による生産性向上を可能とする。また、拠点別生産性やライン別の製造進捗などの現場情報と本社システムを連携させることで、経営層、管理者層、現場層などそれぞれの階層に応じた情報を見える化する。
さらに、部品を最適な時に必要分をラインへ補充する自動補充指示のシステム化、不具合から原因部品・部材を特定するだけでなく、部品・部材の不備の影響を受ける製品を特定する2方向からのトレーサビリティを実現する。
価格は基本管理(1サーバライセンス、10ユーザーライセンス)が200万円で、工程管理(1サーバライセンス、10ユーザーライセンス)と在庫管理(1サーバライセンス、10ユーザーライセンス)が300万円。価格はいずれも税別。工程管理および在庫管理の導入には基本管理が必須となる。
同社は、3年間でサーバライセンス150本の販売を目標としている。
グローバルな生産活動での導入イメージ

電気通信大学は3月3日、小脳の運動学習の理論を構築し、運動の記憶がトレーニング後に小脳内でどのように定着するのかを理論的に明らかにしたと発表した。
同成果は電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・通信工学専攻の山﨑匡 助教、理化学研究所脳科学総合研究センターの永雄総一 博士、University of California, San DiegoのWilliam Lennon氏、電気通信大学脳科学ライフサポート研究センターの田中 繁特任教授らによるもの。3月3日付け(現地時間)の「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。
毎日コツコツ勉強して覚えた内容は、一夜漬けで覚えた内容に比べて頭に残りやすくなる。この現象は「分散効果」といい、運動学習においても起こることが発見されている。またトレーニングを終えて休んでいる間も、脳は記憶を定着させるために働き続けていることもわかっている。しかし、記憶の定着過程において脳内で何が起きているかはよくわかっていなかった。
今回の研究では、運動の中で最も簡単な神経回路で生じる目の反射運動に着目し、視機性眼球運動(OKR)の適応と呼ばれる運動学習について、小脳の神経回路の数理モデルを構築し、シミュレーションを行った。
その結果、トレーニングを行うと、短期記憶に関与する小脳皮質で神経細胞のつなぎ目(シナプス)での信号の伝わり方が変形して形成されたが、トレーニング後はその記憶は自然に消滅した。一方、小脳皮質の出力先であり、長期記憶に関与する小脳核で全く別のシナプスに同様の変化が起き、小脳皮質に形成された記憶が小脳核へ転送されるようにして定着することがわかった。
記憶の定着がトレーニング後に起こるということは、全体で1時間トレーニングを行うより、15分のトレーニングを4回行った方が内容が定着することを示唆した。この理論は動物実験と非常に良く一致することも確認されたという。
同研究グループはこの成果について「より効果的な学習・記憶法の確立や、生物の運動学習のメカニズムに基づいて動作を自ら獲得する知能ロボットの開発への応用が期待される」としている。
シミュレーションの結果。(A)マウス実験と数理モデルでのOKR適応の比較。(B)数理モデルの小脳皮質のシナプス(青)と小脳核のシナプス(青)の伝達効率の変化。

あまりにも美しい画像を見るとCGじゃないかと最初に疑ってしまったりしますが、こちら本物の彗星の写真です。
これは、チリにあるセロ・トロロ汎米天文台の超高感度な「ダークエネルギーカメラ」でたまたま撮影された、ラヴジョイ彗星の写真です。
下の写真は、Dark Energy Surveyチームによって合成された未編集のもの。これは高解像度で見てみたい!という人のために、輝かしくも美しい細部までが見られる50MBのデータがこちらにあります。
米Gizmodoのコメント欄で研究者のBrian Nordは、なんでまたこんな美しい写真がうっかり撮れたのかという撮影秘話を聞かせてくれています。
Dark Energy Cameraというのは、かなり広範囲にわたって天空を丹念に撮影するものなので、たまたまこんな写真が撮れたんです。ラヴジョイ彗星は天空にあるかなり細かいものだけを集めており、撮影するつもりではありませんでしたが、カメラが偶然その時の空の一部としてスキャンしていたのです。
偶然の産物というのがまた、美しさと儚さを一層引き立てているような気がしますね。
Attila Nagy – Gizmodo US[原文]
(的野裕子)
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