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Microchip Technologyは3月2日、「MM7150」モーションモジュールを発表した。同モジュールは、同社のSSC7150モーション コプロセッサと加速度センサ、磁気センサ、角速度センサから成る9軸センサを小さなモジュールにまとめたもの。シンプルなI2Cを使ってほとんどのMCU/MPUに接続できるため、各種組み込み/IoTアプリケーション上で同モジュールの動きおよび位置データを容易に利用できる。
同モジュールに実装したSSC7150モーション コプロセッサには、センサからの生データに対してインテリジェントなフィルタ処理、補償、結合を実行するセンサ フュージョン アルゴリズムを書き込み済みで、これにより高精度な位置および方位情報が得られる。同モジュールはBoschの6軸デジタルコンパス「BMC150」と3軸角速度センサ「BMG160」を実装し、これらのセンサではデータを利用して動作中に自己校正を実行する。
また、同モジュールは片面実装のため製造工程でのはんだ付けが容易。
MM7150は17mm×17mmで提供。MM7150を使った開発は、MM7150 PICtail Plusドータボード(製品番:AC243007、50.00ドル)でサポートする。同ドータボードを同社のExplorer 16開発ボード(製品番号:DM240001、129.99ドル)に接続するだけで、同社の各種PICマイクロコントローラを使ったプロトタイプを短時間で手軽に作成できる。
MM7150モーションモジュールとMM7150 PICtail Plusドータボード