社会そのほか速
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ベスト&ワースト、そして奇妙なもの満載の10年の歩み
動画共有サイトであり、莫大な広告収入を産み出すYouTubeは、バレンタインデーの土曜に10周年を迎えた。
YouTubeは手作りサイトから出発し、10年かけて、アマチュアもプロも作品を発表できる人気サイトへと成長を遂げてきた。では、ミスター・ピーボディ(※1)のタイムマシンWABACに飛び乗って、YouTubeがどのようにして皆から知られ愛され、広告収入10億ドルを突破するスター輩出エンジンとなったか見ていこう。
※1 2014年のロブ・ミンコフ監督映画『Mr. Peabody & Sherman』(日本未公開)の主人公で、世界一賢いしゃべる犬
Hello, World!
2005年、チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらはカリフォルニア州サンマテオのオフィスでYouTubeを生み出した。
彼らは同サイトのために商標、ロゴ、ドメインを登録し、間もなく、彼らは最初のアップロードを投稿した。それはゾウの前にいるカリムを撮った『動物園の僕』というタイトルの動画だった。
瞬く間に、この映像はメディアとの関わり方を大きく変えた。カメラを持つ誰もが、わが子やおかしなことをするペットの映像をアップロードできるようになったのだ。ビデオダイアリーを始めて世界中に見てもらいたい?今やそれが可能だ。
その動画は現在もYouTubeに存在し、気楽なものからインターネット世界特有の煽り文句まで、未だに様々なコメントが投稿されている。
その価値とは
2006年6月、YouTubeは1日に65,000本の動画がアップロードされていると公表した。同年10月、グーグルはリッチー・リッチ(※2)を二度見させるほどの驚くべき金額で同社を買収した―株式交換によって、16億5,000万ドルも拠出したのだ。
※2 ハーヴェイ・コミックに登場する金持ちのキャラクター
2006年に最も人気となったバイラルビデオの一つが、上の『ダンスの進化』だ。
当時、この検索エンジンの巨人にとって、この投資は賢明か否かという疑問があった。しかし、YouTubeにとっては重要な取引だと考えられた。同サイトは広告収入を生み出すにあたり、助言を仰げる強力な新しい権力者を手に入れたわけだ。
グーグルはYouTubeに関する詳しい財務成績を公表していないが、昨年は11億3,000万ドルの動画広告収入があったと推定されている。…