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親しい友人の可愛い妹。その少女に異様な関心を寄せるようになり、ついに誘拐した男子高校生がこのほど米ミズーリ州で逮捕された。地域住民やPTAの間に波紋を広げている。
米ミズーリ州セントルイスで12日未明、男子高校生が友人の幼い妹を誘拐して逮捕されるという事件が起きた。誘拐されたのは10歳の少女で、犯人はその兄と同じく「Fort Zumwalt West High School」という高校に通うジョン・トーマス・クラッセン(17)。警察の取り調べに対しクラッセンは、親しい友人の家だからこそ犯行が可能であったことを感じさせる恐ろしい供述をしている。
「2日前にその家に遊びに行き、ある窓の鍵を開けておいた。12日深夜にそこから侵入して地下室に潜み、4時間ほど誘拐のタイミングを待っていた。」
「ソファに寝ていた少女を無理やり起こし、近くの通りに停めておいた自分の車に乗せ、ひと気のない雑木林に連れ込んだ。レイプするためにもまずは殺そうと思って首を絞めた。」
地元メディア『St. Louis Post-Dispatch』が報じているところによれば、飼い犬の激しい吠え声に目が覚め、家族は10歳少女がいないことに気づいて通報。少女は35分後に自宅の裏手にある雑木林で保護されたが、身体的な被害は抵抗した際に出来たと思われるあざ以外は確認されていないという。
また警察の発表によれば、クラッセンの携帯電話からは“ラテックス手袋を着用、強姦、遺体、処分”といった言葉とともに犯行計画の手順が詳細に残されており、クラッセンは児童誘拐および暴行、住居侵入などの容疑で起訴され、計画性があることから設定された保釈保証金は150万ドルと非常に高額だ。クラッセンとの友人付き合いは5年というその兄。彼は同メディアに、「クラッセンはSNSで妹に“君は可愛い、愛している”などという不快なメッセージを送ったこともある」と怒りをあらわにしている。
※ 画像はfoxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)