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歌手・北島三郎(78)に密着したドキュメンタリー番組「北島三郎 78歳の挑戦 ~最終公演の軌跡~」(NHK総合、26日、後7・30)が放送されることが16日、分かった。北島にとって最後の出場となった一昨年の紅白歌合戦や、今年1月の最後の長期劇場公演など、約1年半にわたり、舞台裏までを追いかけている。
カメラが追ったのは2013年11月から今年2月までの約1年半。出場50回で卒業した13年の紅白歌合戦や、68年から続けてきた劇場公演の最後となる今年1月の福岡・博多座公演など、北島の歌手人生の節目に密着している。
普段は見ることのできない舞台裏にも迫った。楽屋で顔に化粧をほどこし本名の大野穣から北島三郎へ身も心も変わる瞬間や、ホテルに泊まり込んで台本書きに苦悩する姿、劇場公演の稽古の様子など、今回が初公開となるものも多く含まれている。
昨年7月に死去した北島の実弟・大野拓克氏(享年67)の生前の姿にも密着している。北島は亡き弟の遺影をそばに置き、最後は胸にしまって博多座の千秋楽の舞台に立ったが、その兄弟愛も番組の大きな軸となっている。
もともとは、80歳を目前にしながら歌の世界で挑戦を続ける北島の姿を追うドキュメントとして企画された。だが、撮影開始後に相次いで卒業を迎えたため、「引き際の美学」を伝えるドキュメンタリーに変更された。語りは、芸能界でも数少ない気軽に「サブちゃん」と呼べる同年代の伊東四朗(77)が担当している。
また28日には、博多座千秋楽公演の模様をまとめたNHK-BSプレミアム「『まつり』にかけた演歌道 ~北島三郎 最終公演~」(後7・30)も放送される。