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ファッションとは何かを考える展覧会「絶・絶命展」初公開

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ファッションとは何かを考える展覧会「絶・絶命展」初公開

 ファッションとは何かを考える展覧会「絶・絶命展」初公開

 

  3月19日から渋谷パルコのパルコミュージアムで開催される、デザイナー坂部三樹郎と山縣良和がプロデュースする展覧会「絶・絶命展~ ファッションとの遭遇」が初公開された。2013年に行われた「絶命展~ファッションの秘境」をバージョンアップさせた展覧会で、会場では「ファッションは生き物」という両者の考えのもと、生身の人間が動くマネキンとなり、作品の一部として展示。生命の研究をしている東京大学大学院総合文化研究科教授の池上高志のプロジェクションマッピングを使った展示が公開された。

 
 
 展覧会「絶・絶命展」初公開の拡大画像を見る
 
 

  「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2015-16 A/W」の連動企画となる「絶・絶命展~ ファッションとの遭遇」では、生から死、死から再び生へと日々変化するファッションの生命エネルギーを体感することができるという。イントロダクションでは、インスピレーション源にもなったという故・手塚治虫の作品「火の鳥」を紹介。「手塚先生のありとあらゆる生き物にアニマ(魂)を吹き込む姿勢は、ファッションそのものを生命に宿る魂と捉えるきっかけになりました。特に『火の鳥』は、生命に宿るファッションの本質と向き合うきっかけを与えてくれた作品です」と坂部三樹郎と山縣良和は語っており、会場では、常に変化していくファッションに新たな魂を吹き込むことを目指すという。

 

  同展では、山縣良和がニードルパンチを用いて制作した地球をモチーフにした展示物や坂部三樹郎の最新コレクションなどの常設展示に加え、2015年春夏コレクションでデビューした東京ニューエイジ、今シーズンデビューする横澤琴葉、吉田圭佑、苅田梨都子、大月壮士といった入れ替わりで異なるデザイナーの作品を公開。坂部三樹郎は「ファッションは何かと言えば、僕は”鮮度”だと考えています。そして生命と鮮度にも関係性があるため、今回生命のエネルギー源とは何かということを研究をしている池上高志にも参加して頂きました。この展示で、ファッション、鮮度ついて考えるきっかけになれば」とコメントしている。なお会場では物販も行われ、「リトゥン バイ(written by)」のTシャツや「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」のアイテムなどが販売される。

 ■絶・絶命展~ ファッションとの遭遇会期:2015年3月19日(木)~3月30日(月) 10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場)会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3F)東京都渋谷区宇田川町15-1TEL:03-3477-5873入場料:一般500円・学生400円・小学生以下無料参加ブランド&デザイナー/アーティスト:リトゥンアフターワーズ/ミキオサカベ/ジェニーファックス中里周子/村上亮太/山下琴菜/青木明子/横澤琴葉/吉田圭佑/大月壮士ダニエル・サンワルド(フォトグラファー)島村慎太郎/土屋里彩/TAKAFUMI ARAI/志村大輔/Clémentine Sandner/片岡弘生/入山南/苅田梨都子/三木勘也/池上高志/小川浩平/石黒浩HP

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