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俳優の反町隆史が、テレビ朝日系ドラマスペシャル『迷宮捜査』(5月放送予定)に敏腕刑事役で主演することが23日、わかった。反町が同局のドラマスペシャルに出演するのは今回が初めて。若い頃は海の家で働いたり、グレートティーチャーだったり、熱血系の役の印象が強かった反町。年齢を重ねて父親役や犯人役なども自然とこなすようになり、今作ではこれまでの刑事像とはひと味違う、正義の炎を静かに燃やす、影のある孤独な刑事役に挑戦し、新境地を開く。
沢村一樹主演の刑事ドラマもテレビ朝日系放送予定
同ドラマは、主人公の刑事が2つの一家惨殺事件の真相を追う警察ミステリー。原作は、2007年に『霧のソレア』で第11回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞して翌年デビューした緒川怜氏。2013年に同局系でドラマ化された『冤罪死刑』(主演:椎名桔平)の原作者でもある。
警視庁御殿山署の刑事だった名波洋一郎(反町)は、品川で起きた一家3人殺害事件の捜査に加わったところ、捜査一課三係係長・鷹栖誠司の目に留まり、三係に引き抜かれる。しかし、当の捜査は難航。1年経っても有力な手がかりがつかめないでいた。その矢先、蒲田で母子が殺害される事件が発生。品川の事件と同一犯の可能性が浮上する。名波はこの2つの一家惨殺事件の謎に果敢に挑む一方、生き別れてから28年ぶりに再会した唯一の肉親である妹を守ろうとするがゆえに、運命に翻弄されていく。
主人公・名波の役づくりについて反町は「強烈にキャラクターが濃い男ではありません。でも彼の根底には、幼い頃に両親を亡くし、妹とも生き別れてしまったという過去があります。そこから生じた家族に対する愛情への飢えのようなものそれをベースに役柄を掘り下げていきました」と語る。
名波の妹で世界的なピアニストでもある樋口有希子を演じるのは女優の貫地谷しほり。ピアノ初挑戦で周囲を驚かせるほどの熱演を見せ、反町も「ピアノを弾く姿が美しく、とても上手だったので、思わず見入ってしまいました」と絶賛した。名波が信頼を寄せる上司の鷹栖役に高橋克実、先輩刑事・香川崇役に八嶋智人、捜査を統括する冷徹な管理官・真壁繁樹役に大杉漣が扮し、ドラマに厚みをもたらす。ほかに、鷹栖の娘・麻子役に夏菜、捜査線上に浮かぶ容疑者の青年・九鬼祐太役には『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウレッドを演じた竜星涼が出演する。
今作をひと言でいえば「展開が斬新な作品」と反町。「名波としても崖から突き落とされた気持ちになるような展開があり、謎解きがよく描かれたサスペンスです。視聴者の方にもぜひこれでもか、これでもかというミスリードに翻弄されながら、謎解きを楽しんでもらいたい」と話していた。