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1997年に劇場版第一作が公開されて以来、毎年ゴールデンウィ―ク映画として親しまれている劇場版「名探偵コナン」シリーズ。4月18日(土)に全国349スクリーンで公開初日を迎えた最新作『名探偵コナン 業火の向日葵』が、4月24日(金)までの7日間で、シリーズ史上最速記録で動員100万人を突破した。
シリーズ18作目となった2014年公開の『名探偵コナン 異次元の狙撃手』では、コナン史上最高の興行収入41.1億円を記録し、シリーズ累計興収も500億円を突破。最新作『業火の向日葵』は興行収入45億円を目指せるスタートとなり、記録更新に期待がかかっている。
本作は、ゴッホの歴史的名画に導かれ邂逅する江戸川コナンと怪盗キッドのバトルが見どころとなっており、劇場版にふさわしいスケールで描かれる、シリーズ初の芸術的ミステリー(アート・ミステリー)。コナン×名画という今までになかった組み合わせに元来のファンの期待値も高かった。また、昨年10月より読売テレビ・日本テレビ系にて放送されていた、怪盗キッドが主役のアニメ「まじっく快斗」の影響もあり、キャラクター人気も上昇。さらに、主題歌として発表されたポルノグラフィティの「オー!リバル」もファンの中では過去最高に映画本編との相性が良いと話題になった。
■劇場版「名探偵コナン」各作品の動員と興行収入は以下の通り。
※タイトル冒頭の“名探偵コナン”は省略
※表記順は、【No.】公開年『タイトル』スクリーン数/動員/興行収入
【1】97年『時計じかけの摩天楼』152/100万人/11.0億円
【2】98年『14番目の標的(ターゲット)』182/161万人/18.5億円
【3】99年『世紀末の魔術師』235/216万人/26.0億円
【4】00年『瞳の中の暗殺者』258/213万人/25.0億円
【5】01年『天国へのカウントダウン』288/247万人/29.0億円
【6】02年『ベイカー街の亡霊』297/292万人/33.8億円
【7】03年『迷宮の十字路(クロスロード)』299/273万人/32.0億円
【8】04年『銀翼の奇術師(マジシャン)』307/242万人/28.0億円
【9】05年『水平線上の陰謀(ストラテジー)』303/185万人/21.5億円
【10】06年『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』321/255万人/30.3億円
【11】07年『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』330/214万人/25.3億円
【12】08年『戦慄の楽譜(フルスコア)』335/204万人/24.2億円
【13】09年『漆黒の追跡者(チェイサー)』341/297万人/35.0億円
【14】10年『天空の難破船(ロスト・シップ)』352/272万人/32.0億円
【15】11年『沈黙の15分(クォーター)』342/265万人/31.3億円
【16】12年『11人目のストライカー』351/277万人/32.9億円
【17】13年『絶海の探偵(プライベート・アイ)』344/300万人/36.3億円
【18】14年『異次元の狙撃手(スナイパー)』341/331万人/41.1億円
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