お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、15日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)に出演し、今月10日に決勝戦が行われた『R-1ぐらんぷり』について持論を展開した。
『R-1ぐらんぷり』は、ピン芸人ナンバー1を決める毎年恒例のお笑いコンテスト。今年は3,751人が出場し、サッカーの本田圭佑選手のモノマネネタを披露したじゅんいちダビッドソンが優勝した。
放送を見たという松本は「面白かったですよ」と評価しながら、「ただ、昔からちょっと気になるのは…ちょっとお客さん重いね」と客席の空気について言及。「もちろん良い出来、悪い出来あるんですけど」としながら、やまもとまさみのネタを例に「面白かったのに、全くウケてないね。面白いやん! って俺は思ってて。全然ウケてない。逆にそれがおもろなってきたけど」と振り返った。
さらに、以前から気になっていたこととして、「1本目のネタと2本目のネタは、ある程度同じ感じにしてくれんと」と語り、「決勝で次のネタが全く違うものになっちゃうから。コントと漫才のコンテストとやっぱり違うやんか」とコメント。「ピンネタのコントで全く違うキャラやられると、あまりにもリセット感が出る」と『キングオブコント』や『M-1グランプリ』との違いを指摘した。
ゲスト出演したヒロミは、この意見に「続き(のネタ)でやった方がいいかもね。やりやすいし、見やすいし。やる方もウケたネタを引っ張ってやる」と同意しつつ、「でも、難しいだろうな。あれ、やれって言われたら俺難しいな」と語っていた。