社会そのほか速
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今や飛ぶ鳥を落とす勢いの綾瀬はるかだが、彼女の芸能界デビューはけっして順風満帆なものではなかった。2000年のホリプロスカウトキャラバンに応募するも審査員特別賞止まり。グランプリを藤本綾に奪われた彼女に回ってくるのは、グラビア仕事ばかりだった。そして初DVD「JUMP!」がリリースされる。
「あっちでブルブル、こっちでブルブルとタイトル通りに跳びまくり、86センチの豊かなバストを惜しげもなく上下させていました」(アイドル誌ライター)
綾瀬がもっと発掘されたくないのが、セカンドDVD「treasure」だろう。前出のライターが続ける。
「ホテルの一室でインタビューを受ける彼女の手には、なぜかナスが握られて、インタビューの間、ずっと撫でたりさすったりしているのです。ナスの説明など一切なしのシュールな映像でしたが、観る人の“用途”はひとつでしょう(笑)。撮影に居合わせたスタッフによると、夜中、彼女は『私、なんでここにいるんだろ…』と漏らして涙を浮かべていたそうです」
この時の苦労があるからこそ今がある。綾瀬には原点を忘れずに、これからもドラマや映画で揺らし続けてもらいたい。
●芸能界「映像の黒歴史」(9)石橋貴明、TOKIO松岡の“究極のミスキャスト” へ続く