BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は15日、神奈川県・鎌倉にオフィスを構えたIT企業を中心に、鎌倉を盛り上げようと生まれた「カマコンバレー」の活動を紹介する特集「鎌倉で始まる『新しいまちおこし』」を放送する。
【写真特集】鎌倉をITで元気にするカマコンバレー
「カマコンバレー」は、鎌倉にIT企業「カヤック」が本社を移したのをきっかけに、鎌倉にあるIT関連企業が地元を盛り上げる活動に取り組み、米国のITベンチャーが多く生まれた「シリコンバレー」にちなんで名付けられた。古民家を再生したオフィスに最先端のITベンチャーが生まれ、それぞれが連携して、新たなビジネスにもつながっている。
2013年には、地域活性を目的とする有限責任事業組合(LLP)を設立。コミュニティFMラジオの番組を制作するなど、地元・鎌倉の盛り上げはもちろん、県外の自治体もその取り組みを学ぼうとするなど、輪が広がっている。番組では、“地域創生”が叫ばれる中、「カマコンバレー」が進める自然体の地域活性を紹介する。
放送は15日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺美鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。