社会そのほか速
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主演に堺雅人、脚本に三谷幸喜が決定している来年のNHK大河ドラマ『真田丸』のキャスティングに、有名女優から強い売り込みがあったことが分かった。
昨年5月に制作発表があり、翌月に堺の起用が発表されて以降、その他のキャスティングは一切発表されておらず、制作関係者に問い合わせても「決まってない」と一蹴されたのだが、ネットでウワサされる松嶋菜々子ら具体名を出して聞いてみると「松嶋? そんなの都市伝説だよ。それより面白い人から直接、売り込みがあった」と漏らしたのだ。
「その女優が決まるかどうかは、三谷さんや堺さんの意向も反映されるし、そうなると可能性が高いとは言えないけど、決まったら意外と面白い人選かな」と同関係者。
その女優のヒントを尋ねると、「巨乳」「離婚歴」だという。思い当たるのは藤原紀香あたりか。言われてみれば紀香は、消防士たちの活躍を描いた小池徹平主演の『ボーダーライン』でNHKから高い評価を得たばかり。一方、現場でのワガママな振る舞いから、共演者やスタッフ受けは悪いという話もあるが、どんなに売り込みをかけようとも難しいのは、関係者が言うとおり、三谷と堺のハードルだ。
まず三谷は、遅筆で知られる俳優泣かせの脚本家。それだけに、三谷をよく知る者でないと関係がギクシャクするともいわれ、それが三谷作品で深津絵里、戸田恵子、鈴木京香ら常連出演者を増やす理由となっている。自らの扱いに口うるさいともっぱらの紀香が、三谷に敬遠されることは想像に難くない。
一方の堺はどうだろうか。視聴率40%を超えたドラマ『半沢直樹』を制作したTBSから続編のオファーをもらっていながら、4月から日本テレビの『Dr.倫太郎』に出演を決めている。
「そのポイントは、キャスティングに関して堺の意向を反映させるという約束があったから」とベテラン芸能リポーター。
「一方、蹴られたTBSは堺から、『半沢』の続編をやる場合、前回の共演者をキャスティングすることを希望されながら、香川照之や片岡愛之助、吉田鋼太郎らのスケジュールを早々に押さえられなかったことが失敗の原因となったそうです」(同リポーター)
キャスティング権を握る2人がいる以上、売り込みがあってもハードルはなかなか高そうだ。紀香ほか、一説には小西真奈美や剛力彩芽、足立梨花などの売り込みもあったというウワサも飛び交うが、確かなところは「教えられない」と前出の制作関係者。NHKは、井上真央主演の大河ドラマ『花燃ゆ』の視聴率が低調とあって、キャストに関してはかなり神経質になっているのだろう。
(文=ハイセーヤスダ)