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GM特別アドバイザーに就任した松井氏、地元メディアが報じた「記者会見から分かった8つのこと」
2012年限りで現役引退した松井秀喜氏が、古巣ヤンキースのGM特別アドバイザーに就任し、11日(日本時間12日)にキャンプ地のフロリダ州タンパで記者会見を行った。若手選手への打撃指導が主な仕事とされ、今年はマイナーを巡回することになるという。
では、松井氏には具体的に何が期待されているのか。そして、どんな役割を果たすのか。ESPNは「マツイの記者会見から分かった8つのこと」と題して特集記事を掲載した。
1つ目として、記事では「キャッシュマンは、ヤンキーに望む全てのものをマツイが体現しており、球団の次世代の選手に英知を授けられると信じている」としている。
ブライアン・キャッシュマンGMは会見で松井氏に対する絶大な信頼を明かしている。
「我々は選手育成システムを発展・改善し続けなければならない。その最善の手は何だろう? マツイはアマチュアの世界から日本のプロリーグへ、さらには日本から米国のメジャーリーグへと、明らかに境界を乗り越え、アメイジングな成功を収めた人間だ。彼のような人々へのアクセスを、我々は若手たちに提供する。彼はプロとしてあのクラブハウスにいて、あらゆる形でグラウンド上に存在した。我々が思うヤンキーの何たるかを、彼はくまなく体現している」
ヤンキースに所属する人間として、松井氏の野球に対する姿勢、人柄などは理想的だと同GMは評価している。その存在だけで若手に大きな影響を与えられると見ているようだ。
「我々はできる限りのことをヒデキから学ぶことになる」
また、2つ目としては「キャッシュマン曰く、マツイの役割は発展するが、それはマツイ次第だ」としている。記事では、同GMが会見で「我々はできる限りのことをヒデキから学ぶことになる」と明かしたことを紹介。ここからも松井氏に絶大な信頼を寄せていることが伝わってくる。
3つ目は「キャッシュマンから見てマツイが最も貢献する方法は?」とされている。その上で、キャッシュマンが「彼が打撃ケージに入ったとき、本当の交流と魔法が起こるだろう」と話したことを紹介。松井氏がヤンキースに所属する選手たちへの指導を行ったとき、有望な若手に劇的な変化が起こる可能性もあると見ているようだ。
4つ目は「マツイはユニホームを着てダッグアウトに入り、チームの監督、打撃コーチ、選手たちと一緒に仕事をする」こと。…