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「イチローが毎日、撮られた写真と映像は日本に送られていた」
日本でも注目されたマーリンズのイチロー外野手の日替わりTシャツは、現地でも大きな話題となった。地元紙「マイアミ・ヘラルド」と「パーム・ビーチ・ポスト」は、現地時間11日(日本時間12日)にしっかりとオチがついた“騒動”について取り上げている。
両紙は、イチローがキャンプ初日から15日間連続で違うデザインのTシャツを着て、キャンプ施設に現れていたことを紹介。日本語でユーモラスな言葉やジョークが書かれていたり、「アディダス」や「ラコステ」といったブランドのパロディもあったことを説明している。
「マイアミ・ヘラルド」では、イチローの通訳を務めるアレン・ターナー氏の「Tシャツの写真を撮るためだけに毎朝、カメラマンがいるんです。なぜなら、毎日、新聞に(写真が)載るから」というコメントを掲載している。ターナー氏はさらに「これは日本では大きな出来事なんです」とした上で、それらを見て手に入れたがる人が続出しているという“熱狂ぶり”にも触れていたという。
また、「パーム・ビーチ・ポスト」でも「イチローが毎日、撮られた写真と映像は日本に送られていた」と解説。「数日後に、もし日本でイチロー(と同じ)Tシャツが作られたら、流行になるだろう」と伝えている。
エース右腕も「彼はやり方を知っているよね」と感心
イチローの日本での絶大な人気を改めて確認することになったのはチームメートだ。母国キューバでイチローは「神のような存在」と表現するエース右腕のホセ・フェルナンデスが「彼はやり方を知っているよね」と話したことにも触れられている。スーパースターとしての振る舞いに感心したようだ。
そして、どちらの記事も「最終日」のことについては詳細に説明。「パーム・ビーチ・ポスト」は以下のように記述している。
「水曜日、イチローは前面に何も書かれていない白いTシャツでキャンプ施設に歩いてきた。しかし、彼が報道陣の前を通り過ぎると、背中には日本語でメッセージが書かれていた。訳して『これにておしまい』」
Tシャツ1枚、いや15枚で日本に話題を提供したイチロー。米国のメディア、そしてチームメートたちも“レジェンド”の存在感の大きさを実感したようだ。