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ストライク率は79%、2回2奪三振無失点の完璧投球に「タナカタイムは成功」
ヤンキースの田中将大投手が12日(日本時間13日)、ブレーブスとのオープン戦に先発した。“今季初登板”で2回を投げ、無安打無失点、四球ゼロ、2奪三振の完璧なピッチングを見せた。
昨年7月に右肘靭帯部分断裂の重傷を負い、2か月半のリハビリを乗り越えて終盤の2試合で復帰していた右腕。今年のキャンプでも、チームは田中について慎重な姿勢を崩していないが、初戦でジョー・ジラルディ監督やメディア、ファンの不安を払拭した。19球を投げ、ストライクは15球。ストライク率は79パーセントと、抜群の制球力を誇る田中らしさを示した。
ヤンキースの公式ツイッターもエースの快投に「タナカタイムは成功だった」と速報している。
田中は昨年、20試合に先発。13勝5敗、防御率2.77という優秀な成績を残したが、肘を痛めるまでは新人ながらサイ・ヤング賞候補にも挙がるほどの素晴らしいピッチングを続けた。
最速151キロ、ア・リーグ球団のスカウトも「とても良い状態に見えた」
この日の2015年シーズン初戦はライバル球団の007にも感銘を与えたという。ESPNのマリー・リベラ記者は自身のツイッターで「ア・リーグのスカウト曰く、タナカはとても良い状態に見えた。ファストボールは89-91マイル(143-147キロ)。スライダーは86マイル(138キロ)、カーブは74-75マイル(119-121キロ)、スプリットは82-86マイル(132-138キロ)」と紹介。ただ、MLB公式サイトは、初回のフレディー・フリーマンに投じた4球目はボールになったものの、94マイル(151キロ)を計測したとしている。
また、2回には先頭のゴームズから宝刀のスプリットで空振り三振を奪う場面もあった。リベラ記者はア・リーグのスカウトが田中のスプリットについて「エクセレント」と評価していたこともツイッターで報告している。
試運転の状態でライバル球団のスカウトに強い印象を与えた「タナカタイム」は、今年もMLBの主役となりそうだ。