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【モナコ 0-2(2戦合計3-3) アーセナル CL決勝T1回戦2ndレグ】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の2ndレグ、モナコ対アーセナルが17日に行われた。
ホームでの1stレグを1-3で落とし、絶体絶命のピンチに立たされたアーセナル。過去にアウェイで2点差をひっくり返してラウンド16を突破したチームはなく、非常に困難なミッションに挑む。
リーグ戦では4位と振るわないモナコだが、1stレグは戦前の予想を覆す会心の勝利。2ndレグは中盤の要トゥラランが出場停止から復帰し、ホームで準々決勝進出に向けた“守り”の戦いに臨んだ。
勝ち抜けには3点以上が必要で、早い時間帯に先制点が欲しいアーセナルだが、序盤は思うような形でボールを持たせてもらえず、モナコの強固な守備ブロックに苦戦を強いられる。
23分、アーセナルのFKにモナコのCBアブデヌールが頭で触り、最後はコシエルニーが詰めたが惜しくもクロスバー直撃。コシエルニーはオフサイドの判定を受けたが、その前に触っていたのは味方ではなく相手CBだったため、明らかな誤審だった。
そして36分、アーセナルがついに待望の1点を手にする。ウェルベックのスルーパスに抜け出したジルーのシュートは一度GKスパシッチに止められたが、再びジルーが押し込み、2戦合計スコアを2-3とした。
直後の38分、アブデヌールの中途半端なクリアを拾ったウェルベックが地を這う強烈なボレーシュートでゴールを狙うが、これは地面に倒れたアブデヌールにブロックされてしまい、追加点とはならない。
先制で活気づき、ゴールを許して浮足立つモナコ守備陣を攻め立てるアーセナルは前半アディショナルタイムにウェルベックからジルーのラインで2度チャンスを作るが、いずれもGKスパヒッチの正面を突いてしまいゴールにつながらず。
徐々に流れを引き戻しつつあるアーセナルは1点を先制して前半を終えた。
後半に入ってとどめの1点を欲するモナコだが、持ち味のパスワークを取り戻したアーセナルに押し込まれてなかなか前に出ていくことができない。
79分、左サイドを駆け上がったモンレアルのクロスに中央で合わせたシュートはモナコ守備陣に阻まれたが、クルザワがエリア内でまさかのパスミスを犯し、ボールは途中出場ラムジーの足もとに。
最後はラムジーが落ち着いて決め、2-0。このゴールでアーセナルは2戦合計スコア3-3に追いついたが、モナコはアウェイゴールを3つ奪っているため、さらに1点が必要だ。…