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ユーヴェMFビダルが明かす極貧時代「この足で家族を助けられると思った」

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ユーヴェMFビダルが明かす極貧時代「この足で家族を助けられると思った」

 ユーヴェMFビダルが明かす極貧時代「この足で家族を助けられると思った」

 ユヴェントスに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、幼少時の貧困について言及した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
 
  チリ代表として活躍し、レヴァークーゼン、ユヴェントスで世界最高クラスの選手へと上り詰めたビダル。叔父によって才能を見いだされ、名門コロコロの下部組織に入団し、頭角を現した。
 
  ビダルの父親は同選手が5歳の時に離婚しており、母は4人兄弟を女手一つで育てたことで知られている。労働者階級、しかも片親というビダルの家族は決して裕福ではなく、苦しい生活を強いられていたという。
 
 「カルロス・テベスと同じように、僕の人生のスタートも厳しいものだった。しかし、それが僕のプレーを良くしてくれた」
 
 「家族は食べるものすらなかった。僕たちは4人兄弟だったので大変だった。母は僕たちに食べ物を与えるために一日中働いた。ある日は仕事があって、食事が出来た。次の日に仕事がなければ、何も食べられなかった。寒さを凌ぐため、僕らは固まって眠った」
 
 「でも、僕は自分のサッカーでの才能を知っていた。この足で家族を助けられると。13歳の時、僕は母に『サッカー選手になりたい』と話したよ」
 
 「結婚したとき、そして子供が生まれたときは人生で最高の日だった。物事がうまく進んだのであれば、皆家族に恩返しをしなければならない。できる限りの全てをね」
 
 (記事提供:Qoly)

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