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ウズベキスタン戦の後半、シュートを放つ岡崎=31日、東京・味の素スタジアム
「恐らくあしたのメンバーは、1試合目と全く違う」。ハリルホジッチ監督は宣言した通り、初采配のチュニジア戦から先発を総入れ替えした。前回は途中出場だった本田、香川、岡崎らを起用し、大量5ゴールで地力を示した。
ウズベキスタンはW杯予選でも対戦する可能性がある。27日には韓国との親善試合を1-1で引き分けており、コンディションも悪くない。その相手に、序盤から優位に立った。前半6分、CKのこぼれ球を青山が豪快にたたきこんで先制した。
その後もトップ下の香川を起点にリズム良く攻めたが、岡崎が何度もオフサイドとなるなど、やや空回り気味だった。それでも、後半9分、逆襲で香川が中央を攻め上がり、左へ展開。流れるような攻撃から、太田のクロスを遠いサイドの岡崎が頭で決めた。
ウズベキスタン戦の後半、ゴールを決める宇佐美(手前)=31日、東京・味の素スタジアム
2試合でGK以外の全選手もプレーさせ、選手のテストという目的も果たした。青山をはじめ太田や柴崎、宇佐美、川又ら代表定着を狙う戦力が得点に絡んだのは収穫となった。しかし、この日は速攻からシュートまでつなげられる場面も多く、終盤に失点した。
6月に始まるW杯2次予選へ弾みはついた。それでも、指揮官は前日「全てをやり切る時間は、そこまでない」と気を引き締めていた。新監督就任後の2連勝も、長い道のりの始まりにすぎない。