<ウェイスト・マネジメント・フェニックスオープン 最終日◇1日◇TPCスコッツデール(7,266ヤード・パー71)>
アリゾナ州にあるTPCスコッツデールで開催された、米国男子ツアー「ウェイスト・マネジメント・フェニックスオープン」。最終日最終組。首位と3打差ながら2位タイと好位置でスタートした松山英樹は1イーグル・3バーディ・1ボギーでトータル14アンダーまで伸ばしたが、優勝には1打及ばず2位タイに終わった。
リベンジならずまた1打差…松山英樹、2位タイ「全ホール悔しい」
スタートは最高だった。「ビックリした」という1番の129ヤードのセカンドは3バウンド目でバックスピンがかかりそのままカップイン。圧巻のイーグル発進でトーナメントリーダーに迫った。さらに、3番、5番とバーディを奪って首位タイに浮上。13番のバーディで一時は単独首位にまで上り詰めて見せた。
しかし、直後の14番で10メートルから3パットのボギー。その後もたびたび迎えたチャンスを決めきれず停滞すると、最終18番も決めればプレーオフの5メートルを外して終戦。「パッティングに関しても、後半はうまく打てなくなった。大事なところでのプレーがまだまだダメだな。優勝争いでプレーする課題がまたわかりました」とバックナインでのプレーを反省した。
それでも年明け早々に開幕戦に続く2度目の優勝争いを経験できたことは大きな財産だ。「大事なことだと思うし、こういう時にしか分からない課題というのがたくさんある。1打というのはすごく大きい」。改めて優勝争いの中の1打の重みを胸に刻みつけたフェニックスのサンデーバックナイン。ここからまた頂点へ向けての歩みが始まる。
【最終結果】
優勝:ブルックス・コプカ(-15)
2位T:バッバ・ワトソン(-14)
2位T:ライアン・パーマー(-14)
2位T:松山英樹(-14)
5位T:ジョン・ラーム(-12)※アマ
5位T:マーティン・レアード(-12)
7位T:フレデリック・ヤコブソン(-11)
7位T:グラハム・デラート(-11)
7位T:ジョーダン・スピース(-11)
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美女とゴルフ&ドライブ!第5弾は…<AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマ 初日◇12日◇ペブルビーチGL(6,816yd・パー72)他>
米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」がカリフォルニア州にあるペブルビーチゴルフリンクスなど3コース(スパイグラスヒルGC(6,953yd・パー72)、モントレーペニンシュラCC(6,867yd・パー71))で開幕した。今大会は予選ラウンド3日間がハリウッドセレブらとプロが共に回るプロアマ形式。決勝ラウンドとなるファイナルラウンドはプロのみでホストコースのペブルビーチGLを舞台に争われる。
シード復帰を目指す今田竜二、今週の相棒はあの盟友
初日を終えて、共にペブルビーチGLを回ったJ・B・ホームズ(米国)とジャスティン・ヒックス(米国)が8アンダーで首位タイ。1打差の3位タイグループに、ジム・フューリク(米国)、ブラント・スネデカー(米国)、久々に表舞台に登場した破天荒ゴルファー、ジョン・デーリー(米国)らがつけている。
日本勢では今田竜二が唯一出場。スパイグラスヒルGCを回って5バーディ・2ボギーの3アンダー38位タイにつけた。シードを持たない今田にとっては今大会は数少ないチャンス。上位フィニッシュを決めれば次につながっていくだけに、残り3日間も勝負のラウンドが続いていく。
ディフェンディングチャンピオンで今季すでに1勝を挙げているジミー・ウォーカー(米国)はイーブンパーで前週チャンピオンのジェイソン・デイ(オーストラリア)らと並んで99位タイと出遅れている。
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