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AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節が17日に行われ、柏レイソルと中国の山東魯能が対戦した。
ホームの柏は、前節のビン・ズオン戦に5-1で勝利。現在1勝1分でグループEの首位に立っている。連勝を狙う山東魯能戦は、13日に行われた2015明治安田生命J1リーグのファーストステージ第2節ベガルタ仙台戦でベンチ外だった武富孝介とレアンドロがスタメンに復帰。また、ビン・ズオン戦で2ゴールを挙げた工藤壮人も先発メンバーに名を連ねた。
柏は4分、ディフェンスラインのパス回しでミスが発生。鈴木大輔がワルテル・モンティージョにボールを奪われてピンチを迎える。しかし、菅野孝憲が好セーブで防ぎ、失点を与えなかった。
序盤は山東魯能のプレッシングを受けて慌てていた柏だが、15分過ぎからは落ち着きを取り戻す。16分にはキム・チャンスの縦パスに抜け出したレアンドロが中央へ折り返し、フリーの工藤がシュートを放ったが、GKにセーブされた。
試合が動いたのは23分。なかなか得点を奪えなかった柏だが、大谷秀和からパスを受けた工藤がペナルティーエリア内でシュートを狙うと、最後は武富が押し込んで先制ゴールを手にした。
これで勢いに乗った柏は34分、華麗なパスワークで相手を翻弄し、最後は工藤がシュート。35分にはエドゥアルドがペナルティーエリア手前から左足を振り抜き、山東魯能のゴールを脅かした。
迎えた後半も立ち上がりは柏がペースを握るが、山東魯能に一瞬の隙を突かれてしまう。51分、ワン・トンにクロスを入れられると、一度はクリアするが、こぼれ球に反応したモンティージョにシュートを許し、同点ゴールを奪われた。
失点を喫した柏は57分、大津、武富と繋ぎ、工藤が左足でシュートを放ったが、GKにセーブされる。65分には大谷のパスから裏に抜け出したキム・チャンスが頭で折り返すが、味方には繋がらなかった。
流れをつかめない柏は70分、茨田陽生に代えて太田徹郎を投入。77分には、FKを工藤が頭で合わせたが、ボールは枠を外れる。直後には、武富に代わってクリスティアーノがピッチに立った。
その後、柏はボールを保持して山東魯能を押し込むが、細かなミスが目立ち追加点を奪うことができない。それでも試合終了間際、クリスティアーノがペナルティーエリア手前右からクロスを上げると、輪湖直樹が頭で合わせる。シュートはゴール右に決まり、柏が勝ち越しに成功した。
このまま試合はタイムアップ。土壇場で決勝点を奪った柏が2-1で勝利し、グループステージ連勝を収めた。
【スコア】
柏レイソル 2-1 山東魯能
【得点者】
1-0 23分 武富孝介(柏レイソル)
1-1 51分 ワルテル・モンティージョ(山東魯能)
2-1 90+2分 輪湖直樹(柏レイソル)