社会そのほか速
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横浜高(神奈川県)は、現役プロ野球選手を最も輩出している。そして今季、横浜高出身の選手たちの活躍が目立っている印象だ。
今季からDeNAのキャプテンに就任した筒香嘉智は、本塁打(6本)、打点(23打点)はリーグトップの成績。19日のヤクルト戦から24日の中日戦にかけて4試合連続打点をマーク。その間、3本塁打11打点と大暴れ。24日の中日戦では、先発・八木智哉からプロ入り初の満塁本塁打を放った。昨季、覚醒した主砲は、DeNAの『4番』として、今季さらに打撃の凄みが増している。
筒香の3学年先輩の福田永将(中日)は、高卒9年目の今季ブレイクしそうだ。オープン戦で4本塁打13打点の活躍も、ポジションが一塁に限られていたため、出場機会が代打に限定されていた。しかし、森野将彦が3月29日の阪神戦で右手薬指の末節骨骨折。森野の骨折で出場機会が増えた福田は、ここまでチーム最多の4本塁打16打点の成績。すでに本塁打、打点ともにキャリアハイの成績を残す福田の今後の活躍に目が離せない。
投手では、今季開幕投手を務めた涌井秀章(ロッテ)が復活の兆しを見せている。近年は不振が続いていたが、昨年9月に3勝1敗、防御率2.29の成績を残した。昨季終盤からの好調が続いている涌井は、2勝3敗と負け越しているものの、5試合中4試合でQS(6回3自責点以内)を記録。4日の楽天戦では、西武時代の13年4月11日以来となる完投勝利を挙げた。今季はエースとして、故障さえなければチームを引っ張っていきそうだ。
その他にも高卒4年目の近藤健介(日本ハム)が、故障で二軍調整中の大野奨太から正捕手を奪いそうな活躍ぶり。後輩の筒香にキャプテンを譲る形となった石川雄洋(DeNA)も打率.343でリーグ1位。今季は横浜高出身の選手たちが熱い。
◆横浜高校出身で活躍が目立っている選手
<投手>
涌井秀章(ロッテ)
今季成績:5試 2勝3敗 防2.88
成瀬善久(ヤクルト)
今季成績:3試 1勝2敗 防3.00
<野手>
近藤健介(日本ハム)
今季成績:22試 率.288 本0 点4
石川雄洋
今季成績:24試 率.343 本0 点7
筒香嘉智(DeNA)
今季成績:25試 率.306 本6 点23
福田永将(中日)
今季成績:24試 率.297 本4 点16
※記録は4月26日終了時点のもの