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<選抜高校>春夏出場51回の松商学園 「幻の甲子園」にも

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<選抜高校>春夏出場51回の松商学園 「幻の甲子園」にも

 <選抜高校>春夏出場51回の松商学園 「幻の甲子園」にも

 1915年に全国中等学校優勝野球大会(現高校野球選手権大会)が始まって、今年で100年。21日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される第87回選抜高校野球大会に出場する松商学園(長野県)は、今回が春夏通算で51回目の全国大会出場になる。しかし、同高硬式野球部には、その数字に含まれない「幻の甲子園」出場歴があった。【畠山哲郎、川辺和将】
 
  球児の額に汗がにじんでいる。北アルプスの山々を見渡す長野県松本市の松商学園グラウンドにも、春の息吹が漂っていた。2月下旬、24年ぶり16回目のセンバツに向けて白球を追うナイン。「平和な中で野球ができることが一番ですね」。戦時中の「幻の甲子園」に参加したOBの宮坂真一さん(90)がつぶやいた。
 
  「勝つて兜(かぶと)の緒を締めよ 戦ひ抜かう大東亜戦」。42年夏、甲子園球場のスコアボードの上には、標語が掲げられていた。戦争準備のため夏の甲子園は前年から中止されたが、戦意発揚を目的に当時の文部省が独自に大会を開催した。夏の全国大会としてはカウントされず「幻の甲子園」と呼ばれている。
 
  松商学園の前身、松本商業や京都の平安中(現龍谷大平安)など16チームが参加し、宮坂さんはマネジャーとしてダッグアウトに入った。軍隊式の敬礼をし、ユニホームのチーム名を敵性語のローマ字から漢字に直すなど、戦時色の濃い大会だった。「若者に戦争の準備をさせたということです。それでも甲子園で野球ができることがうれしかった」
 
  この大会で選手たちに配られた「選士章」が、松商の校舎内にある「歴史栄光室」に展示されている。栄光室は13年創部の野球部100周年を前にした2010年に設置され、春夏通算50回の出場を物語る数々のトロフィーなどが飾られている。銃剣を持った兵士を彫り込んだ選士章は、展示を担当した元教頭の窪田文明さん(66)が加えた。「宮坂さんらの思いを生徒たちにも知ってもらいたかった」からだ。
 
  栄光室にはナインも足を運ぶ。酒井俊樹主将(2年)は「国のために高校野球が行われていた時代」を初めて知った。センバツに向けてこう考えている。「そういう歴史を経て野球を続けてきてくれたOBの方々の存在を胸に大会に臨む」
 
  昨年9月、校内の技師室の段ボール箱の中から、40年と47年の選抜大会旗が見つかった。松商が参加した戦前最後の大会と、戦後初めての大会のものだ。「思うように野球ができない時代を経験した人たちが、大事に残してくれたのだろう」と窪田さんは話す。その段ボール箱には「重要」と、厳重に封がされていたという。

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