社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Bミュンヘン戦の後半、競り合うドルトムントの香川=右(28日、ミュンヘン)=共同
【ミュンヘン=共同】サッカーのドイツ・カップは28日、ミュンヘンで準決勝の1試合が行われ、香川真司のドルトムントは延長を終えて1―1で突入したPK戦を2―0で制して3連覇を狙ったバイエルン・ミュンヘンを振り切り、2大会連続で決勝に進んだ。香川はFWで先発し、後半25分に退いた。Bミュンヘンは1部リーグとの2冠を逃した。
【バイエルン 1-1(PK0-2) ドルトムント DFBポカール準決勝】
DFBポカール(ドイツカップ)準決勝のバイエルン・ミュンヘン対ボルシア・ドルトムントが現地時間28日に行われた。
バイエルンのホームで行われた同試合にリーグ戦2試合連続得点中のドルトムントのMF香川真司は先発出場。70分までプレーした。
チームはPK戦で勝利したものの、リーグ戦の好調とは打って変わり、先制となる失点に絡んでしまった香川に対し、地元各紙はチーム最低タイとなる評価を与えている。
地元紙『ルール・ナッハリヒテン』、『レヴィア・シュポルト』、『デア・ヴェステン』全てが「5.0」を付けている。
『ルール・ナッハリヒテン』では、「ポカールの試合においておそらく重要な役割を担うはずだった。しかし、想像していた事とは全く逆の結果になってしまった。失点の前も、絶好のカウンターシーンを潰すことが1度だけではなく、4から6回はあった。(ロベルト・)レバンドフスキのシュートシーンでもミスを犯している。1対1でも、競り合わず、受け身だった」と、失点場面以外も酷評している。
他の2紙は同様のコメントを載せ「日本人が止めてしまったことにより、BVBの攻撃は単調で、遅くなってしまった。多くの場面で切り替えが遅く、特に失点のシーンでは、長い時間パスの出しどころを探していた。そして最悪の事態を引き起こした。カウンターを受けて失点。しかし、彼は他のすべての選手のようにボールに対する反応は良かった」と、評している。
GKミシェル・ランゲラクの活躍でどうにか決勝までたどり着いたドルトムント。ユルゲン・クロップ監督を送り出す最高の舞台は整った。3年目の決勝で先制点を挙げ優勝に貢献した香川が、もう一度名誉を挽回し、恩師の花道を飾ることを期待したい。
DFBポカール準決勝が28日に行われ、バイエルンと日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。
バイエルンのホームであるアリアンツ・アレーナで開催された同試合。26日に今シーズンのブンデスリーガ優勝を決めたバイエルンは、チャンピオンズリーグと今大会を制覇し三冠を狙う。一方、今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督の退任が決まっているドルトムントは、唯一タイトルの可能性を残す今大会で優勝し、同監督の花道を飾りたいところ。
バイエルンは、負傷離脱していたアリエン・ロッベンがベンチに復帰。ドルトムントは香川が2列目の右で先発出場している。
試合の立ち上がりはバイエルンが主導権を握る。14分に左CKから中央のトーマス・ミュラーが頭で合わせるが、枠の左に外れた。16分には、右サイドのミッチェル・ヴァイザーからのパスを受けたフィリップ・ラームが、ペナルティエリア内右からシュートを放つが、GKミチェル・ランゲラクにキャッチされた。
バイエルンがボールを支配するが、ドルトムントは積極的なプレッシングで対抗。だが、30分にバイエルンが先制に成功する。ドルトムントはカウンターを仕掛けるも、香川のラストパスをカットされる。すると、すぐさまシャビ・アロンソが前線にボールを送ると、そのパスに反応したロベルト・レヴァンドフスキが抜け出して、GKとの1対1で左足を振り抜く。シュートは左ポストに弾かれるが、そのこぼれ球を拾ったレヴァンドフスキが角度のないところからゴールに流し込み、ネットを揺らした。
前半はドルトムントが1点ビハインドで折り返す。
後半に入って48分、右サイドのヴァイザーからのパスでエリア内右に抜けたミュラーが、ダイレクトで右足を振り抜くも、ランゲラクに阻まれた。ドルトムントは52分に、味方のパスに反応したマルコ・ロイスが、エリア内右に侵入したところで、シュートを放つが枠を捉えられない。
バイエルンは55分、フアン・ベルナトのパスでエリア内左に抜けだしたレヴァンドフスキが右足を振り抜くが、クロスバーに阻まれる。そのこぼれ球に、エリア内右のミュラーがダイレクトで合わせるが、マルセル・シュメルツァーがブロック。さらにボールを拾ったミュラーが突破しようと試みると、シュメルツァーの腕にボールが当たったように見えたが、審判はノーファールの判定を下した。
さらに57分、ミュラーからのパスをエリア内左で受けたチアゴ・アルカンタラが反転しながら左足を振り抜くが、ランゲラクの好セーブに阻まれた。…
【ウディネーゼ 1-2 インテル セリエA 第33節】
イタリア・セリエA第33節が現地時間28日に行われ、日本代表のDF長友佑都が所属するインテルはアウェイでウディネーゼと対戦した。
インテルは前節ローマに勝利したことで、ヨーロッパリーグ出場圏内である6位フィオレンティーナとの勝点差が「3」に減少。勝利を積み重ねれば十分に逆転が期待できる展開となった。
この日も長友はベンチスタート。サイドバックはダビデ・サントンとダニーロ・ダンブロージオが担う。ウディネーゼはインテルのシステムに合わせて、通常の3-5-2ではなく4-3-1-2を選択。中央を厚くする。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ウディネーゼ(4-3-1-2)
GK:オレスティス・カルネジス
DF:シルバン・ヴィドマー、ダニーロ、マウリツィオ・ドミッツィ、イバン・ピリス
MF:エマヌエル・アギエマン=バドゥ、ジャンピエロ・ピンツィ、アラン
ギリェルメ
FW:アントニオ・ディ・ナターレ、シリル・テレオー
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ダニーロ・ダンブロージオ、ネマニャ・ヴィディッチ、フェリペ、ダビデ・サントン
MF:マテオ・コバチッチ、ガリー・メデル、フレディ・グアリン
エルナネス
FW:マウロ・イカルディ、ロドリゴ・パラシオ
10分、グアリンが鋭いミドルシュートを放つも、ここはGKカルネジスがセーブした。15分には再びエルナネスのシュートをカルネジスがセーブする。
30分、インテルにビッグチャンス。グアリンがピッチ中央からドリブルで運ぶと左サイドのパラシオへ展開。ここから素晴らしいクロスが入るも、エリア内でグアリンとエルナネスが交錯しヘディングがうまくヒットしない。
そのままインテルが試合を優位に進めると、39分にウディネーゼが10人となってしまう。カウンターからエルナネスが突破するとドミッツィが遅れてスライディングタックルを見舞う。これで同選手は2枚目のイエローカードで退場となった。
前半アディショナルタイムにはインテルに決定的な場面が訪れるも決めきれない。右サイドからの崩しから最後は中央のエルナネスにパスが通るも、体制を崩しながらのシュートはカルネジスがクリアした。
後半開始早々、インテルがPKを獲得する。左サイドを抜け出したコバチッチをダニーロが倒すと、これをイカルディが冷静に決めてインテルが先制に成功する。…
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表のFWアントワーヌ・グリエーズマンに関心を示している。
24歳のウインガーは今季、リーガ33節終了時点でFWクリスティアーノ・ロナウド、FWリオネル・メッシに次ぐ22ゴールをマークしており、加入初年度ながら得点を量産している。
英紙『デイリー・メール』によれば、グリエーズマンの契約に付属するバイアウト条項が4300万ポンド(約78億円)であることが明らかになり、同選手のパフォーマンスを金額以上と見なすチェルシーが獲得を検討し始めたと報じている。
しかし、アトレティコ関係者は、クラブを率いるディエゴ・シメオネ監督と同選手が良好な関係を築いている点や、指揮官が放出を望んでいない点を踏まえ、移籍の実現性は低いと見ているようだ。
尚、グリエーズマンには、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンも興味を示している。