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白鵬が突き落としで稀勢の里を下す(21日、ボディメーカーコロシアム)=共同
大相撲春場所14日目(21日・大阪市ボディメーカーコロシアム)横綱白鵬が1敗、新関脇照ノ富士は2敗を守って賜杯争いが2人に絞られた。
千秋楽で白鵬が横綱日馬富士に勝つか、照ノ富士が大関豪栄道に敗れると、白鵬の6場所連続34度目の優勝が決まる。初優勝を狙う照ノ富士が勝った上で白鵬が敗れた場合は2人の決定戦にもつれ込む。
白鵬は大関稀勢の里を注文相撲で突き落とし、照ノ富士は逸ノ城を先場所に続く水入りの熱戦で寄り切った。日馬富士は大関琴奨菊に寄り切られて4敗目。豪栄道は豊ノ島を退け、琴奨菊とともに勝ち越した。小結妙義龍も勝ち越し。
十両は富士東が2敗を堅持して優勝を決めた。〔共同〕
常総学院14―1米子北(1回戦=21日)――常総学院(茨城)が16安打14得点で快勝した。
二回に荒原の今大会第1号となるソロ本塁打で先制し、和田がソロ本塁打を放った六回まで毎回得点。八回にも集中打に機動力を絡め、6点を奪った。先発鈴木は7回を無失点に抑える好投。米子北(鳥取)は守備が乱れた。
力投する日本ハム先発の大谷=21日、東京ドーム
日本ハムの大谷が周囲の不安を一掃した。オープン戦最後の登板で巨人打線を3回1安打無失点。「真っすぐ中心で、0点に抑えられたのが良かった」。ほっとした表情が浮かんだ。
投じた38球のほとんどが直球で、最速157キロをマークした。「相手が狙ってきていた直球で、ファウルが取れた」。好不調の判断材料としている直球の切れに手応えをつかんだ。
キャンプ中の2月20日に早々と開幕投手に指名された。だが、過去2度のオープン戦は4失点、5失点と不本意な内容。さらに発熱の影響で、この日の登板は当初予定を1日ずらした。心配する声が出始める中、結果を残した。
大役を任せられる投手に成長したが、今年も打者との二刀流を継続。大谷は調整の難しさを承知した上で、「今年は違うアプローチをしている。方法は違っても結果的に上(のレベル)にいければいい」と飛躍を誓う。
栗山監督は「良くも悪くもない」と慎重な姿勢を崩さず、開幕戦について「期待はしています」。27日、札幌ドームのマウンドに立つ3年目の大谷を、ファンも監督も息を凝らして見詰める。
妙義龍(左)は誉富士をはたき込みで下す=21日、大阪・ボディメーカーコロシアム
小結の妙義龍が給金を直し、三役では2013年名古屋場所以来の勝ち越しを決めた。昨年は三役の場所が2度あったが、脇腹のけがと左目の手術でいずれも休場。番付を守れず悔しい思いをしただけに「ここで負け越したら、今までと変わらないことになる。自分の中では勝負の場所だった」と言葉に実感を込めた。
かつて三役にいたことを頭から追い払ったそうで、「負けてもともとでいったのが良かったのかも」と喜びをかみしめた。
白鵬(奥)は稀勢の里を突き落としで下す=21日、大阪・ボディメーカーコロシアム
大相撲春場所14日目(21日、大阪・ボディメーカーコロシアム)
白鵬は稀勢の里を注文相撲で下して13勝目。1差で追う新関脇照ノ富士は水が入る熱戦の末に逸ノ城を退けた。白鵬は千秋楽の日馬富士戦に勝つと6場所連続34度目の優勝。照ノ富士が豪栄道に勝ち、白鵬が敗れた場合は優勝決定戦となる。
日馬富士は琴奨菊に敗れて4敗目。琴奨菊と豪栄道は勝ち越した。十両は元幕内富士東が優勝。
◇十両優勝力士略歴
富士東 東3枚目。本名渋谷和由、東京都出身、玉ノ井部屋。27歳。2003年春場所初土俵。11年初場所で新十両、同年名古屋場所で新入幕。最高位は西前頭4枚目。幕内在位は通算16場所。十両優勝は初めて。181センチ、187キロ。得意は押し。