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ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督による代表戦2戦目の対戦相手となるウズベキスタンが、27日韓国と親善試合で対戦した。
韓国はマインツで日本代表FW岡崎慎司の同僚、ク・ジャチョルが先発出場。柏レイソルのDFキム・チャンス、マインツのDFパク・チュホが途中出場を果たした。
開始早々の15分、韓国がク・ジャチョルのゴールで先制する。しかし、その後31分にウズベキスタンがゾヒル・クジボエフの得点で追いつく。
後半はともに決定力を欠き、そのまま試合は1-1の引き分けに終わった。
ウズベキスタン代表は31日に味の素スタジアムで日本代表と対戦する。
ユベントスとイタリア代表がクラウディオ・マルキージオを失った。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
明日のブルガリア戦を控えるイタリア代表は練習中にマルキージオが負傷。イタリアサッカー協会は右膝十字靭帯の損傷により約7ヶ月の離脱になると発表している。この後、同選手はトリノに向かい、さらなる検査を受ける。
この他にもイタリア代表はMFロレンツォ・フロレンツィとDFマヌエル・パスクアルが負傷により離脱している。
ユベントスはチャンピオンズリーグのドルトムント戦でアンドレア・ピルロとポール・ポグバを欠いたばかり。ようやくピルロが復帰するというタイミングで、今季チーム内で1番ともいえる活躍をみせているマルキージオが離脱してしまった。
チャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリアと厳しい戦いが続くチームにとって、痛すぎる負傷となりそうだ。
米国サッカー連盟は27日、元ドイツ代表監督のフォクツ氏が米国代表のテクニカルアドバイザーに就任すると発表した。68歳のフォクツ氏は、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でもクリンスマン監督を補佐した。(ロイター=共同)
[3.27 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第1戦 U-22日本 7-0 U-22マカオ]
針の穴を通すような鋭いスルーパスだった――。4点をリードして迎えた後半21分、センターサークル付近でボールを受けたMF矢島慎也(岡山)は、前線へと走り出したFW鈴木武蔵(新潟)を見逃さず、極上のパスを届ける。これを受けた鈴木がきっちりとネットを揺らし、チーム5点目が生まれた。
ベンチスタートとなった矢島は後半15分にピッチへと送り込まれる。ポジションはボランチ。前日練習でもこなしていたポジションだったが、本人も「公式戦ではないですね」と語るように、不慣れなポジションであることは間違いない。しかし、コンビを組むMF原川力(京都)とバランスを取りながら、ボールに絡んでリズムを生み出すと、前線まで飛び出して攻撃に厚みを加えた。
不慣れなポジションかも知れないが、矢島はそこに楽しさを感じていた。「ボランチにはボランチの楽しさがあるし、もちろん厳しさもあります。ただ、ボールに触る回数が多くなるし、ピッチ全体を見渡しながら、チームのバランスを見ながら試合を動かせる感じがするので、結構楽しみながらプレーしています」。
そして後半21分の得点場面。「ゴロで速く出すパスは狙っていました。あれがちょっと中や外にずれてしまうと相手にも引っかかってしまうので、良いパスを通せたかなと思います」と語ったように、狙いを定めたスルーパスは一直線に鈴木へと届き、背番号9のゴールを見事にお膳立てした。
ボランチでの出場の可能性は今後もあるが、本人は気にしていない。「ボランチで出たらボランチの役割を、サイドで出たらサイドの役割をしっかりこなしたい」と新たな可能性を探っていきたいと話しながらも、「ただ、ボランチでも点を取りたい」と、どのポジションで出場しようともゴールを狙っていくと力強く語った。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
AFC U-23選手権2016予選特集
文=河治良幸
「多くの選手、試合にあまり出ていない選手にチャンスを与えたい」という前日会見の通り、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は代表初選出の藤春廣輝をはじめ、フレッシュな選手を多く先発させた。
チーム全体が心がけたのは4−2−3−1のシステムに流動性を加えながら、グラウンダーでスピーディにボールをつないでゴールを目指すこと。またボールを失った瞬間に切り替えてコンパクトなブロックを高めに入り、コースを限定しながら球際を厳しくしてボールを奪い返すことだ。
攻撃面で方向性が良く表れたのが、永井謙佑のスピードを活かした右サイドの仕掛けだ。SBの酒井宏樹を起点にトップ下の清武弘嗣がボールを受けた瞬間に永井が飛び出し、左ウイングから右に流れた武藤嘉紀が連動するなど、テンポの良いつなぎの中でハリルホジッチ監督が送り出した攻撃陣の機動力が発揮されていた。
ただ、せっかくのチャンスにフィニッシュのタイミングが遅れたり、シュートが相手のブロックにかかって決めきれない場面が特に前半は多かった。チュニジアにフランスのモナコで活躍するアイメン・アブデヌールというハイレベルなDFがいたこともあるが、武藤にしても、川又堅碁にしても、好機にもっとスピーディにDFを外してシュートを打ち切ることが求められる。
ハリルホジッチ監督の求めるプレーが随所に見られたものの、縦パスや動き出しのタイミング、判断の精度には課題が見られた。2タッチ以内のパスを意識するのがいいが、相手のディフェンスが張られているところにパスを出してしまい、受け手が体格に勝る相手とまともなフィジカルの勝負を強いられる場面が多く見られた。
また相手のプレッシャーを避けるために出したバックパスが長くなり、そこから縦にパスを入れるタイミングが遅れてしまい、ハリルホジッチ監督がテクニカルエリアで声を張り上げる場面も見られた。やはり攻撃のテンポを停滞させるプレーは指揮官が最も嫌う1つと言えそうだ。
守備に関しては、高い位置では相手のビルドアップをはめる意図が良く出ており、チュニジアの攻撃精度を落とさせることができていた。チュニジアはかなりの頻度で1トップのアーメド・アカイチか左右のウイングに縦パスを入れ、そこから高い位置に起点を作ろうとしたが、多くの場合はDFラインが体を前に入れてカットすることができていた。
それによりチュニジアのパスが狭くなり、日本が中盤でボールを奪える要因になっていた。…