社会そのほか速
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◇パ・リーグ 西武3-3ソフトバンク(2015年4月24日 ヤフオクD)
一つのミスも許されない中継プレーだった。12回無死満塁。高谷の打球は左翼線寄りで、定位置より後方の飛球。西武は左翼手の斉藤から遊撃手の金子侑、捕手の炭谷と渡って三塁走者の川島を完全ブロックし、絶体絶命のピンチをしのいで引き分けに持ち込んだ。田辺監督は「みんなの何とかしたいという気持ちがつながった」と称えた。
【写真】川島がタッチアップで本塁を狙うも、捕手・炭谷の好ブロックでタッチアウトに
3人の判断がかみ合った。まず、斉藤がダイレクト返球では間に合わないと考えた点。そして中継の金子侑は、斉藤からの球が少し三塁ベース側に流れたために返球方向と走者の走路がかぶっていたが、バックホームが走者に当たる可能性を頭から消した。「変に(送球を)ずらしたら駄目。自分の中で一番いい球を返そうとだけ思った」。最後は炭谷。逆に金子侑の送球は三塁走者で見えなかったが「いちかばちか、三塁走者の動きを見て、ブロックしてからボールを捕る」ことを選んだ。返球が見えたのは走者のスライディング後。「金子が本当にいい球を投げてくれた」と話した。
12回裏。勝利が消えた時点で、右翼に熊代を入れ、斉藤を左翼に回したベンチワークもはまったビッグプレーだった。
ボルシア・ドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンが今夏マンチェスター・ユナイテッドに移籍することで合意したと報道されていたが、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOがすぐにこれを否定している。
24日のドイツ紙『デア・ヴェステン』は、ギュンドアンは3000万ユーロ(約42億円)で、ユナイテッド移籍に合意したと報じていた。
次期監督のトーマス・トゥヘル氏は、来季のメンバーにレバークーゼンのMFゴンサロ・カストロ、マインツのMFヨハネス・ガイスの獲得を希望しており、その移籍金は総額でおよそ2300万ユーロ(約32億円)と言われている。
今季の成績からチャンピオンズリーグ出場が絶望的なドルトムントは、その移籍金を工面するために、2016年で契約の切れるギュンドアンの売却に踏み切ったと報じられている。
しかし、同日のドイツ紙『ビルド』でヴァツケCEOがミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)と共にこれを否定。合意には達していないことを明かしている。
ただし、同紙はカストロ、ガイス獲得のための資金が必要なのは事実であり、推定市場価値2000万ユーロ(約28億円)と言われるギュンドアンを契約満了で放出するよりも、売却する可能性は高いと予想している。
ギュンドアンにはすでに契約延長の最終通知を行ったと報じられているが、まだドルトムントとも合意には至っていない。
ユルゲン・クロップ監督の退任で、どういう判断を下すのか、今後も注目される。
マンチェスター・Uに所属するDFラファエウが、ろっ骨を骨折したことにより今シーズンの残りの試合を欠場することが判明した。24日、チームを率いるルイ・ファン・ハール監督がクラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに応え、クラブ公式HPがコメントを伝えている。
ラファエウは、20日に行なわれたU-21プレミアリーグのレスター戦に出場したものの、同試合で負傷していた。ファン・ハール監督は、同選手のけがについて「信じられない。彼はろっ骨を骨折してしまったので、今シーズンはもう出場しないだろう。非常に不運だ」とコメントした。
今シーズン、ラファエウはプレミアリーグの10試合に出場しているが、3月に行なわれたトッテナム戦以降は出場機会が無かった。
次節、マンチェスター・Uは敵地でエヴァートンと対戦する。
チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝組み合わせ抽選が現地時間24日に行われ、バイエルン・ミュンヘンの対戦相手はバルセロナに決定した。
ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、古巣との対戦となる結果に「早かれ、遅かれ起こることだとわかっていた」と、驚きはない様子。そして、バイエルンを指揮して初となるバルセロナ凱旋に「初めてのバルセロナだね」と、心待ちにしている。
選手、監督として過ごしたバルセロナについて「もちろん、私にとってもチアゴ(・アルカンタラ)にとっても特別なものになるだろう」と、MFチアゴと、さらにグアルディオラ監督のスタッフにとっても普通の試合とは異なるとコメントしている。
さらに「この様な経験が出来ることを嬉しく思う」と明かし、「バルセロナは最強だ。ルイス・エンリケと対戦できるのを楽しみにしている。彼は素晴らしい監督で人格者だ」と、元チームメイトである相手監督を称賛した。
自身の古巣ではあるが、今はバイエルンの監督として「素晴らしい試合になるだろうが、簡単ではない。我々は、首都での決勝に進むために全力を尽くす」と、勝利を誓った。
ハリル監督視察…岡崎連発ならずもマインツはホームでシャルケに9年ぶり勝利
[4.24 ブンデスリーガ第30節 マインツ2-0シャルケ]
ブンデスリーガは24日、第30節1日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでDF内田篤人所属のシャルケと対戦し、2-0で快勝した。岡崎は1トップで先発し、後半アディショナルタイムまでプレー。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も視察に訪れたが、2戦連発はならなかった。右膝に故障を抱え、10日間の休養が発表された内田は2試合連続でベンチから外れた。
立ち上がりはアウェーのシャルケがチャンスをつくった。前半4分、ロングフィードからFWエリック・マキシム・シュポ・モティングがヘディングで競ったボールにFWクラース・ヤン・フンテラールが抜け出し、PA内から左足でシュート。決定的な場面だったが、GKのビッグセーブに遭い、直後のCKから放ったDFジョエル・マティプのヘディングシュートもGKに阻まれた。
シャルケは前半13分にMFマルコ・ヘーガーが負傷交代するアクシデント。すると徐々に流れはマインツに傾き、セットプレーから“伏兵”が立て続けにゴールを奪った。前半28分、MFヨハネス・ガイスの左CKにDFニコ・ブンガートが競り合い、こぼれ球をDFシュテファン・ベルが右足で押し込む先制点。ベルの18試合ぶり今季2得点目でリードを奪うと、3分後の前半31分、今度はガイスの右CKにベルがきれいに頭で合わせ、自身2得点目で2-0とリードを広げた。
2点ビハインドで前半を折り返したシャルケは後半8分、DFセアト・コラジナクが左サイドからマイナスに折り返し、MFジェファーソン・ファルファンが左足でシュートを狙うが、ゴール左へ。後半9分にMFレオン・ゴレツカ、同18分にMFユリアン・ドラクスラーを相次ぎ投入し、交代枠を使い切った。
マインツは後半25分、右クロスからMFハイロ・サンペリオがゴール前で競ると、相手GKがコントロールしようとしたボールに岡崎が倒れ込みながら足を伸ばしてつなぎ、MFク・ジャチョルが左足でシュート。岡崎の粘りが決定機をもたらしたが、惜しくもクロスバーを直撃した。
後半33分、ガイスの直接FKも右ポストに阻まれ、3点目を奪うことはできなかったが、そのまま2-0の完封勝利で2連勝を飾ったマインツはシャルケに4シーズンぶりの白星。ホームでシャルケに勝ったのは2006年5月6日の対戦以来、実に9シーズンぶりとなった。…