社会そのほか速
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6日、PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会が開幕し、Fリーグ12チームと各地域大会を勝ち抜いた14チームの合計26チームが3月15日の決勝の舞台を目指す。大会初日は、静岡県、大阪府、兵庫県での1次ラウンドのリーグ戦が行われた。
シードが与えられている名古屋オーシャンズとシュライカー大阪を除く24チームが4チーム6グループに分かれ、戦いは初日からヒートアップ。特に、Fリーグが2チーム入ったグループはいきなりの直接対決が白熱した。
エコパアリーナでの戦いに臨んだグループAのフウガドールすみだとヴォスクオーレ仙台は最後まで目が離せない展開となった。すみだが主導権を握りながらも、仙台はGKクロモトが相手陣内まで攻め上がるパワープレーを仕掛け相手に簡単にリズムを作らせない。しかし12分、左サイドの太見寿人からの折り返しを金川武司が合わせてすみだが先制。その後は互いにゴールが生まれないまま試合は後半へと突入した。
迎えた後半、仙台は立ち上がりからGKクロモトを上げて攻撃すると、わずか59秒で佐々木諒が同点弾を放った。その後も互いにチャンスを作る中、37分に岡山和馬が決めてすみだが再び勝ち越す。しかし直後の38分、仙台はゴール前の佐々木がヒールで流し込んで試合は再度振り出しに戻った。互いに負けられないという意地がぶつかり合う好ゲームは、残り1分で決着する。左サイドの太見からのパスを中央で待ち構えた金川が流し込んで勝負あり。すみだが接戦をものにした。
静岡会場はその他のゲームも接戦となった。地域勢同士の対決、徳島ラパス(四国地域代表)とトロブラボ富山(北信越地域代表)の一戦は、先行した徳島を富山が追う展開となるが、最後は徳島が5-2で逃げ切った。またセットスター和歌山(関西地域第2代表)とゾット 早稲田 フットサル クラブ(関東地域第1代表)の戦いは組織力対個人技の対決となるが、集中したDFからチャンスをつかんだ早稲田が1-3で制した。
この日の最終戦、アグレミーナ浜松と府中アスレティックFCの戦いは、大会初戦の緊迫感の中で締まったゲームとなったが、自力に勝る府中が前半で2点を先行。対する浜松は後半の半分以上をパワープレーで対抗したものの1点が遠く、府中が1点を加えて0-3で勝利した。
この結果、大会2日目の7日はすみだと徳島、府中と早稲田の勝者同士にしてFリーグ対地域という、大会を沸かせる対決が行われる。…