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2015年3月4日、日本を訪れた中国人の、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)への書き込みが話題になっている。
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中国政法大学法学院の何兵(ハー・ビン)副院長の書き込みによると、同氏の日本旅行のガイドを務めた女性は90年代に日本に留学し、日本人と結婚した。彼女が最も大変な時期に助けてくれたのは、第2次大戦にも参加した2人の日本の老人だった。彼らは「戦争で中国を傷つけたことを償いたい」と話していたという。彼女は父の生前の希望で、国籍の変更はしていない。日中の対立が時に子どもにも影響することがあるようで、以前、ガイドの子どもが学校から帰ってきた時、ホッとした様子で「よかった。最近、日本と韓国がけんかを始めて」と漏らしたという。
この書き込みの反響は大きく、ほかのネットユーザーから、さまざまなコメントが寄せられている。
日本の老人の謝罪については、「日本は末代までの敵」「虐殺を忘れることは、もう一度虐殺することに等しい」といった厳しい意見がある一方で、「すべての中国人が“人”だとは限らない。すべての日本人が“イヌ”だとは限らない」「中国人を最も傷つけたのは日本ではなく“それら”。悪事の限りを尽くし、国民に反日を植え付けた。最終的な目的は自分たちの罪を覆い隠すこと。人民に謝罪しなければならないのは日本ではなく、それら」「日本は歴史を認めないと言われるけれど、××党はいつになったら抗日戦争の主力が国民党だったと認めるの?教室で学んだことは統治者が人民に教えたいこと。真の愛国は、日本をののしることで体現されるものじゃない」などのコメントの評価も高い。
また、ガイドの子どもの口を突いて出たひと言については、「周囲のすべての隣人とけんかしているのは誰の問題なんだ?」という意見や、「日中友好は韓国にかかってる!」「この子が背負ってるものは大きいね」「子どもは敏感だからな。日中関係が穏やかになることを祈るよ」といったコメントも寄せられている。そのほか、「適当なことを言うな。日本の子どもは政治にはまったく興味はないよ」という指摘も見られた。(翻訳・編集/北田)