第１８回統一地方選は１２日、１０道県知事選や５政令市長選などの前半戦が投開票され、与野党対決となった北海道と大分県の知事選は共に与党系が勝利し４選を確実にした。神奈川、福井、福岡などで自民、民主両党などの相乗り候補が勝ち、９道県知事選で現職が当選を確実にした。４１道府県議選でも自民党は堅調。政府、与党は安倍首相が掲げる地方創生や経済政策「アベノミクス」を推進する。対決型の札幌市長選は民主党系が制した。

　　北海道では自公両党の道組織推薦の現職高橋はるみ氏（６１）が、民主党道連の支持や維新の党などの支援を受けた元民放アナウンサー佐藤のりゆき氏（６５）を破った。