社会そのほか速
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4月18日に行われた広島対中日戦は、延長十一回に平田良介の勝ち越しホームランが飛び出し、中日が3-2で勝利。連敗を2で止めた。 試合は常に中日がリードする展開で進んだ。しかし広島も新井貴浩、丸佳浩のバットで食らいつく。延長戦に入っても試合は両チーム、リリーフ陣が一歩も譲らずスコアボードに0を並べ続けた。 広島は十一回のマウンドにデュアンテ・ヒースを上げた。ヒースは福田永将 、谷繁元信を連続三振に取る。ここまでテンポ良く抑えてきたが、打席に平田を迎えるとファールで粘られカウント2-2。 148キロのストレートを投げ込み力でねじ伏せようとするヒース、対する平田は「あの場面はホームランしかなかった」と覚悟を決め、思い切り振り抜いた。 左翼スタンドへの勝ち越しホームランで1点をリードした中日。広島も裏の攻撃で2アウト二塁、三塁と追いすがったが最後は福谷浩司が踏ん張り無失点で締めた。 接戦を物にした行き詰まる勝利に「強い!大型連敗がないのはいいことだね」「平田のホームランが見たかった。これからのドラゴンズをよろしく頼みます」「延長戦多いけど……粘るドラゴンズ!素晴らしい」「勝って良かったが、いつも終盤もつれるのは、心臓に悪い」「前評判なんか吹っ飛ばしてやりましょう」など、ファンも劇的な勝利を喜んだ。 現在12勝8敗でリーグ2位につける中日。開幕前の評判は決して高くなかったがベテランの離脱に若手が奮起し、図らずも長年の課題だった世代交代が動き出した。再び頂点まで駆け上がれるか。