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日本人は肩こりに悩まされる人が多いそうですが、一年を通しても、要注意なのがこれからの季節なのだそうです。3月3日放送の「あさチャン!」(TBS系)では、東京女子医科大学東医療センター整形外科で、肩関節治療の専門医・神戸克明准教授が肩こりのタイプや解消法などを解説していました。
■肩こりとは
肩こりとは、肩の筋肉が緊張し血液の流れが悪くなり痛みを引き起こすこと。不自然な姿勢を長く続けたり、精神的なストレスにより引き起こされます。
神戸先生によると、「特に冬から春にかけて、気温や気圧の変化で自律神経が乱れると肩こりが悪化する人が増える」そうです。さらに、春は環就職や職場内の異動など、「生活環境の変化」、花粉症などによる「体内環境の変化」など、さまざまな環境が変化する季節。こうしたストレスが肩こりを悪化させる元になってしまいます。実は、この時期に肩こりを訴える人は花粉症や冷え性よりも多いのだとか。
■肩こりの主な原因
肩こりの主な原因は、肩甲骨のゆがみ。
人間の頭は6~7kg、ボーリングのボールほどの重さがあります。肩甲骨はそれが落ちないようにする働きがあり、微妙に調節しているので、歪みやすいそう。
■肩こりのタイプ
肩こりには、3つのタイプがあります。自覚していなくても、以下の「見分け方」ができない人は、“隠れ肩こり”かもしれません。
【「扉」タイプ】
肩甲骨が、扉のように左右に離れて、外側に開いているタイプ。
スマートフォンやパソコンなどで長時間下を向いている人や、男性に多いタイプです。
・見分け方
両手を前に合わせて顔の前に上げる。
肘がつかない、肘があごまで上がらない人は「扉」タイプ。
【「おじぎ」タイプ】
片側の肩甲骨が前に傾く(上にあがる)タイプ。
背骨がゆがんでいるためで、左右のバランスが悪い人や、女性に多いタイプです。
・見分け方
片足立ちで膝を上げ、足を直角に曲げてキープする。
10秒立って、ぐらぐらする人は「おじぎ」タイプ。
【「八の字」タイプ】
肩甲骨の下部が左右に開くタイプ。
加齢によって肩甲骨の炎症を起こして痛みます。高齢の男性に多い。
・見分け方
両肘を曲げて脇につけ、腕を左右に広げる。
45度以上開かない人は、「八の字」タイプ。
■肩こり解消体操2種
・基本編(ペンギン体操)
1)両手の先を体の後ろで斜め下に向ける。
2)羽ばたくように腕を近づけ、離す。
これを10回繰り返して3セット、朝夜行う。
肩こりがある人は腕を後ろに向けた時に、肩幅にならないで広がってしまいがちですが、肩甲骨を寄せるイメージで、背筋を伸ばして行う。…