社会そのほか速
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中国紙・環球時報は16日、他人との交わりが希薄だと思われてきた日本で近年、シェアハウスが流行していると紹介した。
他人同士が1つ屋根の下で共同生活を送るというもので、家賃を低く抑えられるという利点のほか、常に誰かと一緒にいるという安心感がある。高齢者だけでなく若者にも人気を博しており、東京都多摩市を流れる大栗川沿いにあるシェアハウスでは30代~70代の20数人が共同生活を送っている。リビングとキッチン、庭が共有スペースとなっており、2日に1度は食事当番が作った料理を皆で食べるというルールがある。
大阪から来た老婦人は10年前に夫に先立たれ、都内で働く息子に呼び寄せられたが、狭い家での生活は窮屈だったため、このシェアハウスにやって来た。引っ越してくる前は、食事は弁当を買ってきて済ませていたが、今では食事当番が回ってくるのが楽しみだと語る。今までは他人に迷惑をかけてばかりで肩身の狭い思いをしてきたが、今は「自分もまだ人様のお役に立てる」という感覚が持てるようになった。
引きこもりの若者専用のシェアハウスでは、外国人留学生も共に暮らす。引きこもりだった若者が留学生に日本語や漫画・アニメを教え、社会に出ていく自信を付けていくという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)