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プジョーのデザインスタジオが、独創的なコンセプトカー「プジョー フードトラック」を公開した。最大30人ほどのゲストをもてなすことができる「クルマ」とは一体?
「プジョー フードトラック」は、特注のミニバン+トレーラーによる移動式レストランのコンセプト。ミニバン部分には本格的なキッチンや冷蔵庫が備わり、出来たての「プジョーごはん」が提供される。一方のトレーラー部分にはエスプレッソマシンやバースペースが用意される。
移動先で「ドアオープン」すると、大きく羽を広げたようなビストロスペースが生まれる。周囲には、ライオンも涎を垂らしそうな食欲をそそる香りと、淹れたてのエスプレッソ・フレーバーが漂ってくるだろう。
さらには46インチの液晶モニターや大型スピーカー、DJブースも備え、食と音楽をオープンエアで楽しめるようになっている。
プジョーによる移動式レストランは突拍子もないアイデアに思えるかもしれないが、実はプジョーと「食」のつながりは深い。プジョーはクルマや自転車だけではなく、古くは1810年代の製粉機から始まり、現在でもキッチングッズの製造を行っているのだ。
「プジョー フードトラック」は、「ミラノサローネ(4月14日~19日)」と「ミラノ万博2015(5月1日~10月31日)」の会場に登場する予定。もしこの期間にミラノを訪れるなら、「ビストロ・プジョー」に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(zlatan)
写真:Peugeot S.A.