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2015年3月21日、環球時報によると、デイリー・テレグラフは19日、「世界のクルーズ船市場を中国が制覇する」と題した記事を掲載した。クルーズ船の利用客は4分の3が中国人になると予測されている。
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香港の観光局は、中国のクルーズ船(豪華客船)利用客は年間8300万人の潜在力があり、香港から出港するクルーズ船だけでも年間5400万人の潜在力になると予測。2015年、予測される世界全体でのクルーズ船利用客は中国人を除くと2300万人とされており、予測どおりの成長となれば、中国がクルーズ船市場を制覇することになる。
中国のクルーズ船利用客は欧米と比べると若い世代が多く、家族での利用が多いことも特徴だ。調査対象の70%が家族での利用を考慮していると回答しており、20~29歳の若い世代が51%を占めている。
利用者の大幅な拡大が見込めることから、クルーズ船各社とも中国の潜在的な市場の開発を急いでいる。世界最大規模の客船会社ロイヤル・カリビアンは最新のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ号」を5月から母港を上海にする予定で、中国市場に期待をかけている。
中国国内のクルーズ船会社も投資に力を入れている。渤海輪渡公司は新たに客船を購入し、「中華泰山号」と命名。2016年から台湾や日本の航路に就航させることを計画している。(翻訳・編集/岡田)