社会そのほか速
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「小さくてもいいよ」「おっぱいよりも性格の方が大事」そう言ってくれる男性が多いけれど…。「本当は大きい方がいいんでしょ?」と思うのが女ゴコロ。そして、本心では「グラビアタレントの○○のように、大きさはDカップくらいで、きれいなお椀型で、触るとふわふわで、もちもちの肌質で…」なんて理想を持っているのが男ゴコロ。
合コンなどの初対面でまず見るのは顔、次に、そのすぐ下にあるおっぱいを見る、という男性も多数。女性たちもそんな男の本心をわかっているからか、自分のおっぱいにコンプレックスを持つ人が多いのです。
でも、女性のおっぱいが好きなのは、日本人男性特有のものかもしれません。欧米の男性の多くは、「おっぱい」ではなく「お尻」が好き。なぜ日本人男性はおっぱいが好きなのでしょうか。その理由を、子どもが母親のおっぱいを飲むのをやめる、いわゆる「卒乳」の時期に着目して考えてみました。
日本では数年前まで母子手帳の中で「1歳頃までに離乳を完了させましょう」という文言がありました。今でも、「1歳頃を目安に卒乳をするべき」「2歳になっても授乳をしていると母親が恥ずかしい思いをする」というような風潮があります。
また、今でこそ「卒乳」と言われますが、以前は半ば強制的にやめさせられる「断乳」という言葉が主流でした。母親がなんらかの理由で薬を飲まなくてはならないとか、次の妊娠を希望しているとか、やむをえない理由もありますが、そのような事情がなくても1歳頃から卒乳の準備に入る母親が多いようです。
一方、WHOとユニセフが公表している世界の卒乳平均は4歳2ヵ月です。また、WHOのガイドラインでは「母乳は2歳以上まで、頻繁に、子どもの要求に応じて与えましょう」とあり、2歳以降の授乳を推奨しています。
日本では食糧事情が良いため、早い段階で栄養のある食事を与えることができますが、清潔で十分な栄養のある食事を与えることが難しい国もあるため、完全栄養食である母乳を与え続けた方が子どもにとって良いということもあるでしょう。また、子ども自身がいらないと意思表示をするまで与え続けることが精神衛生上良いとされる国も多いのです。
このような背景に加え、日本では共働き家庭の増加により産後間もなくから母子の離れている時間が長くなっている傾向にあります。必然的に母乳の分泌が減り、卒乳が早まるというわけです。
子どもにとって、栄養面だけでなく精神的なよりどころでもある「おっぱい」から早い時期に離されるという状況が、「おっぱい」に対する執着心を強くしていると考えられます。…