社会そのほか速
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自民党が堅調な戦いを見せた今回の統一地方選挙。安倍総理の政権運営にはどんな影響があるのでしょうか。国会記者会館からの報告です。
「今回の結果は政権運営に「追い風」となるのは間違いありませんが、その風が本当に力強いものなのかどうかは、見通せないところがあります」(記者)
Q.総理、統一地方選、与党系候補が圧勝しましたが・・・
「どうも、ありがとう」(安倍首相)
安倍総理は、13日朝、笑顔でこう語ったほか、菅官房長官も、10の知事選すべてで自民党の推薦候補が勝ったことを次のように評価しました。
「全体として、アベノミクスへの実績への評価とですね、地方創生を含めたアベノミクスへの期待、そうしたものが表れた結果だろう」(菅義偉官房長官)
後半国会では、戦後初めて集団的自衛権の行使を認めることになる安全保障法制の整備が、最大の焦点となります。政府自民党としては、弾みがついたと考えたいところですが、見過ごせないのは、今回の選挙の投票率です。
去年の衆議院選挙も投票率は過去最低でしたが、今回の知事選の平均投票率も47.14%と初めて50%を割りこみ、41の道府県議会選挙の平均投票率も45.05%で、過去最低を記録しました。
重要法案に対する有権者のより積極的な支持と理解を得るには、総理自身が先週、谷垣幹事長に語った通り、「足をすくわれない」ような、いっそう丁寧な国会審議が求められます。
一方、民主党の枝野幹事長は、県議選などで「ほぼ現有を維持できた」と語ったものの、野党として与党を厳しく追い詰める存在感を発揮するにはまだ時間がかかりそうです。(13日11:35)