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坂口博信氏の災難。『ファイナルファンタジー』シリーズの舞台裏(嘘)

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坂口博信氏の災難。『ファイナルファンタジー』シリーズの舞台裏(嘘)

 坂口博信氏の災難。『ファイナルファンタジー』シリーズの舞台裏(嘘)

 坂口博信氏の災難。『ファイナルファンタジー』シリーズの舞台裏(嘘)

 ※写真のこの人は、『ファイナルファンタジー』シリーズ生みの親の坂口博信氏(本物)です。

 80年代末にスクウェアを倒産から救ったのが『ファイナルファンタジー』と言うのはよく知られた話ですが、その裏ではシリーズ生みの親の坂口博信氏がデスクに座り、イライラしながらキーボードをカタカタさせていた(嘘)というのは、ご存知でしたか?

 先日のGDCアワードにて流された動画で明かされた、『ファイナルファンタジー』シリーズの真の舞台裏(嘘)を目に焼き付けてください。

 1987年、スクウェア本社で「この素晴らしいゲーム、文字通り最後の作品『ファイナルファンタジー』を完成させたら会社との契約も終わる、本当の夢であるヒップホップの道を歩める…」と考えながらゲームを完成させた坂口氏。

 しかし、完成した作品への反応があまりにも良く「ヒット作が出たら続編作らなきゃダメって契約書に書いてあるからな!」と言われ、坂口氏はしぶしぶ『ファイナルファンタジー2』を製作。すると、「2はもっと良かった!三部作にしないと!」、「4作目も!」などと次々と続編を作らないといけなくなり…

 「でっかいクジラ(魔導船)とか、月への旅行とか、ストーリーをひねくり回してやれ!」とか「主人公の名前がバッツだ!」(「Butts:オシリ」に聞こえる)、「魔法がなくなってロボットだらけの世界にしてやれ!」、「世界はおしまい、みんな意地悪だけど、ある女の子だけ意地悪じゃない…でも殺してしまえ。そうさ、殺してしまうんだ!」などと、自暴自棄で考えだしたアイデアがことごとく成功してしまい、挙句1997年には「映画を作ってよね」ということに。

 そして2001年、「坂口さんという方に、映画がポシャったからクビのお知らせです」との一言。ようやく念願かなってクビになった坂口氏は、晴れてヒップホップアーティストとしての人生を歩むことができるようになりましたとさ。めでたしめでたし!

 というのはもちろん全て冗談。お騒がせコメディーグループMega64による映像でした。

 坂口博信さんを演じているのはご本人、そしてクビを宣告する役として『ギアーズ・オブ・ウォー』シリーズのクリフィーBことクリフ・ブレジンスキーさんがゲスト出演しています。

 この動画が公開されたGDCでは、ゲーム業界への貢献を讃えて坂口氏に生涯功労賞が贈られましたが、ご本人の意思としてはヒップホップ界への貢献で受賞したかったのかもしれませんね……。そんなわけないか。

 [via Kotaku]

 (abcxyz)

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