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(台北 16日 中央社)文化部文化資産局は15日、日本統治時代の1935(昭和10)年に完成した台湾鉄路管理局の車両基地「台北機廠」を国定古跡として登録する方針を固めた。基地の全区域が保存される。
台北市の産業や文化、交通などの発展に大きな影響を与えた同基地は長らく“鉄道の病院”として親しまれていたが、台湾高速鉄路(新幹線)の延伸工事により、2011年から段階的に富岡機廠(桃園市)へ移転。当初の計画では一部を除いて再開発される予定だった。
国定古跡登録の決定を受け、文化部の洪孟啓部長は長期的な保存や施設の再利用に関して交通部や台北市などと協議する考えを示している。保存を訴えていた市民からは鉄道博物館としての整備を求める声が上がっており、実現が可能かどうかを含めて検討するという。
(鄭景ブン/編集:齊藤啓介)