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花王は、消臭剤に関するメディアセミナーを開催した。春を迎え、スポーツ時に汗をかく量も増える。清潔、快適に生活するため、消臭剤の活用を訴求するなかで各種調査、分析を実施しており、その詳細を報告した。 まずは生活者がどのような臭いを消臭したいか、という調査では、トップが自身の体から発生する汗や体臭となった。 これについては、汗や体臭そのものが臭うのではなく、その周辺につく菌が臭いの原因であり、菌は温度とともに増大するという。つまり暑くなるにつれ、菌の増殖があり、汗の臭いが気になるというメカニズムがある。 菌にとっては汗由来のアミノ酸がエサになり、悪臭成分が発生する。菌がいなくなっても悪臭成分は残るため、悪臭成分に働きかける技術を同社のリセッシュがもっているとアピールした。 消臭の方法は、マスキング消臭、物理的消臭、中和消臭などの技術がある。花王は中和消臭技術を磨いているという。これは悪臭成分を残した状態で包んだりするものでなく、成分を変えるという方向のアプローチだそう。 花王が手がけるリセッシュは、2005年発売で今年10年目を迎える。衣料用消臭剤市場は堅調な伸びを見せているが、さらに注目している市場として「男性」「高齢化」「花粉、PM2.5」があるという。男性は非使用者が4割であり、今後の市場拡大余地は大きい。男性向けの商材は、汗、皮脂、タバコ、食事の臭いに対応するため、「消臭デオドライザー」を多く配合しているという。 「幸せ住空間セラピスト」の古堅純子さんが登壇し、生活と臭いについて解説した。古堅さんは「最近男性も臭いを気にしている感じがあります。幸せ住空間ってなに?ということなんですが、お掃除の問題は、物の量なのです。どんなに綺麗にしても、整理収納が行き届いていないといけないのです」と話した。また2000件ほどの家を掃除してきた経験のなかで、臭いというのは家を象徴しているという。「夫婦関係も良いか悪いか臭いで感じるところがあります」と笑いをとった。 加えて、掃除のポイントは「汚れをためない生活をすることと、水周りの臭い対応」とした。「ゴミ箱から臭う」ということもポイントとなるとし、「片付いていない家に限ってゴミ箱が大きい。その分ゴミが溜まった臭うのです」とし「汚れも物もためないということが大事」と自宅の掃除状況も交えながら解説した。さらには、消臭剤などは家のなかで定位置を決めて利用することも推奨した。