社会そのほか速
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東京・足立区にあるオウム真理教の後継団体「アレフ」の施設。
「午前3時34分です。3階と4階の部屋には明かりがついています」(記者)
深夜にもかかわらず、部屋にはこうこうと明かりが・・・。実は、3月2日は教祖だった麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の60歳の誕生日にあたります。アレフは毎年、この日に合わせ全国の施設で「生誕祭」を開催、その規模は拡大しているといいます。
一体、何が行われたのか・・・。私たちは、ある施設に向かいました。札幌市郊外の住宅街。在家信者が中心のアレフの北海道の拠点です。
「あっ、入った」(記者)
一見、ごく普通の学生や主婦に見える女性たち。
「明日、松本死刑囚の誕生日ですが?」(記者)
「知らないです。分からないです」(アレフに出入りする女性)
「中で何をやっている?」(記者)
「知らないですよ」(アレフに出入りする女性)
アレフは全国に20あまりの施設があり、およそ1450人の信者がいるとされています。中でも札幌では、イベントなどを通じ、積極的に若い信者を獲得。勢いが増しているといいます。
「(アレフの人か)勧誘かは知らないけど、話を聞いてくれないかって」(近所の住民)
まもなく地下鉄サリン事件から20年、信者たちはどう考えているのでしょうか?
「地下鉄サリン事件はご存じですか?」(記者)
「ちょこっと。小さかったのであまり知らない」(アレフに出入りする女性)
この日、施設に入ったのは50人以上。
「小さい子どもも施設に入っていきます」(記者)
中には、幼い子どもを連れた女性の姿も。そして日付が変わった3月2日。実は、松本死刑囚が生まれたとされる時間が午前3時なのです。
公安調査庁によりますと、去年の生誕祭では、幹部信者が松本死刑囚の写真を前に「グルの教えと、真理の道以外に得る道はない」と説法。一方、東京拘置所にいる松本死刑囚は・・・。7年前から弁護士や親族の面会にも応じず、24時間カメラで監視される中、ほとんど動かずに独房で座ったままだということです。(02日18:13)