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「海のパリダカ」と呼ばれ、世界で13億人がテレビで視聴する「VOLVO OCEAN RACE」をご存じでしょうか?
日本ではそれほど知られていないかもしれませんが、世界で最も過酷といわれているヨットレースで、同レースに共感したボルボが2001年からオーガナイザーとなり、「VOLVO OCEAN RACE」というレース名に改められています。
スペインのアリカンテから、ボルボの本拠地であるスウェーデンのヨーテボリまで世界一周(約7万3000キロ)をして、世界一のトロフィー(名誉)のみを奪い合うというレースには、女性だけのチームも参戦しているとか。賞金なしで、名誉のみを競い合うというのはそれだけ同レースで勝つことが栄誉なのでしょう。
さて、ボルボのファンならこの「ボルボ・オーシャンレース」を記念した特別仕様車が2001年の先代XC70以来、リリースされているのはご存じだと思います。
2015年の今年は「ボルボV40 OCEAN RACE EDITION」として登場。同特別仕様初となるボルボV40が日本向けに用意され、限定300台という限定車。
ベースは「V40 T4 SE+レザーパッケージ」。直列4気筒DOHCターボのT4エンジンは180psを発生し、6速パワーシフト(DCT)が組み合わされています。
ボディカラーは、同特別仕様車を象徴する専用色オーシャンブルーメタリック2と、今回初めて設定されたクリスタルホワイトパールの2色で、フロントフェンダーに専用エンブレムが配置され、アルミホイールもスペシャルデザインとなっています。
インテリアでは、専用本革シート(テキスタイルアクセント&オレンジカラーステッチ入り)でチャコールとブロンドを設定。
非常に細かい演出ですが、同レースの寄港地の地名が専用アルミニウム・パネルに刻印されています。
そのほか、専用オレンジカラーステッチ入りフロントマットやラゲッジマット、インパネのディスプレイである「Volvo Sensus」の起動画面に同レースの「VOR」のロゴが表示されます。
ほかにも、パノラマ・ガラスサンルーフやフロント・パワーシート、歩行者エアバッグ、PCC-キーレスドライブを用意。
価格はベース車の386万円から12万円高となる398万円で、サンルーフだけで約20万円になるそうですから、かなりお買い得な設定になっています。
(塚田勝弘)
画像付き元記事はこちら:爽やかな内外装が魅力の限定車「ボルボV40 OCEAN RACE EDITION」の魅力とは?(http://clicccar.com/2015/04/05/301431/)