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韓国・ソウル新聞によると、各国の人権機関の評価などを行う国際機関「国内人権機関国際調整委員会(ICC)」が、韓国の国家人権委員会に対する評価を3回連続で保留した。国家人権委員会が27日、明らかにした。
記事によると、ICCは26日の承認小委員会で、国家人権委員会の評価審査を2016年上半まで保留すると通知した。ICCは、世界120カ国以上の人権機関の連合体で、5年ごとに各国の機関をA~Cに等級付けをしている。
韓国の国家人権委員会は2004年にICCに登録して「A」評価を受けた。2008年の審査でもA評価を維持したが、昨年、初めて「評価保留」と判定された。ICCは昨年3月に国家人権委員会の人権委員任命手続きの不透明性などを指摘し、11月にも人権委員選出のガイドラインの問題点を指摘したが、是正されなかったことから今回も評価を保留したと見られている。
これに対し、人権団体で活動するミョン・スク氏は「政府が人権委の独立性を確保していないことに対する国際社会の見方が反映された」などと批判している。ソウル新聞は「主要な人権問題に沈黙を守り、明らかな保守偏向で独立性が疑われている人権委が、再び国際的な恥をかいた」と論評している。
この報道に、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「韓国人権委員会が世界の模範事例だった頃がなつかしい」
「ICCはしっかりしている。人選の過程が透明ではないとはよく言った。しびれる。韓国では高い地位につくには人脈が必要」
「韓国の人権はこの程度。市民が努力しないと政治は変わらない」
「既存の人権運動家は消え、今では天下りでやってきたお偉いさんばかり。仕事をしないのに、登録してくれるはずがない」
「李明博政権の時から今まで人権が無視されていた事実が外国にも知れ渡ってしまった」
「また恥をかきました」
「3回連続、人権水準低下の快挙!」
「民主主義を脅かす勢力のせいとは口実で、実は我々がそう願ったから、こうなってしまった」
「この国の国民は不動産とマンションにしか興味がない」
「北の人権問題はひどい。だが、それを批判しても我々の人権の現状が改善されるわけではない。北と比べるより、また保留判定をもらったことを恥ずかしく思わないといけない」
「A判定だった人権委員会が3回連続で保留判定を受けた。国際的な恥をかいたのに、こんな時、政府は韓国料理のグローバル化を訴えている」
(編集 MJ)