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*16:29JST エーザイ急伸、需給妙味銘柄にはショートカバーが波及しやすいか【クロージング】
23日の日経平均は大幅に続伸し、194.14円高の19754.36円(出来高概算18億8000万株)と、連日で15年ぶりの高値を更新している。先週末の欧米市場の上昇が好感される格好から19600円を回復して始まった日経平均は、その後もじりじりと上げ幅を拡大させた。とりわけ、エーザイ<4523>がストップ高となり日経平均を押し上げている。米バイオジェンがアルツハイマー病の治験薬に病気の進行を遅らせる効果が認められたことを受けて急伸しており、好材料視されている。その後、黒田日銀総裁は、安倍首相と官邸で会談と報じられるなか、期待感も高まった格好。
一方で利益確定の流れが目立つほか、資金の逃げ足の速さも目立つ。売買代金上位のディーエヌエー<2432>は一時2337円まで上げ幅を拡大させたが、大引けにかけては利食いとなり、小幅にマイナス圏で引けている。高値警戒感が根強いほか、機関投資家は期末接近で商いは膨らみづらい需給状況であり、短期筋の需給等に振らされやすいか。
そのほか、エーザイ<4523>の信用倍率は1倍を下回る売り長の需給が慢性化している。先週のディーエヌエーや任天堂<7974>など、需給妙味の大きい銘柄の急伸にはショートカバーも交わるため、信用の取り組みが厚い銘柄などには買い戻しを狙った動きが波及しやすいか。また、先高感が強いなか、配当落ちの即日吸収が意識されており、配当志向の物色も続きそうである。
《KO》