先日、56歳女性会社員の干した下着を釣竿で盗もうとした容疑で、37歳の元プロ野球選手が逮捕され、ネット上で話題になりました。

　「壊れた釣竿を修理しようとして、竿を伸ばしていただけで、下着を盗もうとはしていない」と否認したという容疑者ですが、容疑者より女性会社員の年齢がだいぶ上ということもあって物議を醸し出しました。

　■ 娘がいる？　熟女が好き？　飛び交う憶測

　SNSやネットニュースのコメント欄には「本当に修理をしようとしていただけでは」、「いや。干していた会社員の娘の下着かもしれない」、「誰のとか考えずノリで釣ってしまったのでは？」などなど様々なコメントが。

　そもそも、下着収集癖のある人物にとって“誰のものか”が重要なのどうかも一般人には分かりにくいため、その動機を推し量るのは難しい問題ですね。

　■ 過去にもあった元プロスポーツ選手の事件簿

　華やかな青春を過ごしたリア充のイメージがある元プロスポーツ選手ですが、意外にもわいせつ容疑で逮捕されるケースも少なくありません。2010年2月に、元Jリーガーで元日本代表候補にもなったことがある無職の男性（当時28）が、強制わいせつと強盗の疑いで逮捕されています。

　この事件については3月18日に不起訴となっていますが、なんと同容疑者は、2001年9月に神戸市西区の女性宅に侵入し下着3点や携帯電話など計10点を盗み、住居侵入と窃盗の容疑で2008年に逮捕され、2010年9月に有罪判決を受けています。さらには2007年、川崎市でも住居侵入により逮捕された過去も（起訴猶予処分）。

　懲りないというか、こういった性癖は治りにくく繰り返すものなのですね……。

　■ 無駄に高い身体能力で“のぞき”

　また、2009年には京都パープルサンガ（現京都サンガFC）の元選手で焼き肉店アルバイトの容疑者（当時26）が、マンション3階にある22歳女性宅のベランダに侵入しのぞき行為をした疑いで逮捕されています。

　3階まで建物の外をよじ登ったと言われており、“無駄に高い身体能力”も話題になりました。

　元プロスポーツ選手だった恵まれた身体能力をもってすれば、普通にモテそうな気がするのですが、そういったモテ要素があっても、隠れた性癖はどうにも抑え込めないものなのでしょうか。

　容疑が確定しないかぎり真相はまだ闇の中ですが、なぜそんな反社会的な行動に出たのか。“万引き犯は必ずしも商品が欲しいわけではなく、そのスリルにはまってしまう……”という説もありますが、その動機をめぐってはまだまだ様々な憶測を呼んでしまうかもしれません。