社会そのほか速
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年も明けて厳しい寒さの中、向かうはスクウェアエニックス本社。そこで、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』のサウンドディレクターにして「THE PRIMALS」のプロデューサーである<B>祖堅正慶氏</B>に再びインタビューを行い、アレンジアルバム「From Astral to Umbral」発売と「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2014」でのライブの感想、さらに前回作成した「UE(アルティメット・イヤーズ)」インイヤモニター(IEM)の使い心地などをうかがいました。
◆祖堅氏と、UEを手がけるロジクールの梅田尚哉氏のお二方にインタビュー。
―――では早速、イベントの手応えはどうでしたか?
祖堅: 実は、最初に懸念していた事があるんですよ。今回のFAN FESTIVALはラスベガス、ロンドンから始まり、海外の方は感情表現がストレートで「ワーッ!」と来るんですが、日本のお客さんってシャイボーイ&シャイガールが多いイメージで(笑)。だから、ネットの方では「ワーッ!」となっていてもライブではどうなんだろう……って。バンドメンバーには、我々は主役ではなく、来られている方々の「ゲーム体験の思い出」が主役なので、会場は思っている程「ウワーッ」とはならないと思うけど、びっくりしないでね、と伝えていました。ゲームの追体験として、我々が演奏する音楽を聴いてゲームでの体験を思い出してくれる、そんなところに紐付けているわけですからね。「ただ曲を聴きに来ている」という単純なものでもないからあまりお客さんは騒いだりはしないかも知れないけれど、それでも普通の音楽ライブよりももっと色々思うところがあるかも知れないので、気にしないでね! と、ずーっと言い続けていたんです。それこそメンバーからは「もう分かった、うるさい」と言われるくらい(笑)。
でも、いざ蓋を開けてみたら東京のライブが一番盛り上がったっていう(笑)。びっくりしましたよ。一曲目、二曲目が終わった後に、メンバーから「祖堅くん、言ってる事ちがくねーか?」って言われて。もうむちゃくちゃ盛り上がっていましたね。お客さんの熱量がスゴかった。『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』はそれこそ世界各地にネットワークでつながっていますから、仲良しのグループって言っても物理的な距離があって、こんな一堂に会して一つの場所、時間に集まる事は難しいと思うんですよ。…